瑞浪市議会(加藤輔之議長)は、
昨日、9月29日(金曜日)に、
令和5(2023)年度「議会報告会」を、
瑞浪市総合文化センター(土岐町)で開催。
一般市民のほか、区長会の役員や、
まちづくり推進協議会のメンバーら、
約70人が参加した。









議会報告会の開催概要については、
「
お知らせ記事」を参照。
今回のテーマは「これからの瑞浪市議会の在り方
~議員定数について~」。
瑞浪市議会の議員定数は16人。
直近、令和5(2023)年2月5日執行の
「瑞浪市議会議員一般選挙」(瑞浪市議選)は、
立候補者数が議員定数を上回らず、
1選挙区制になってからは初めて、
無投票になった。









議会報告会は、16人の全議員が協力して開催。
第1部では「議会報告」として、議員側が、
①瑞浪市議会の現状。
②他市議会との比較~議員定数と人口推移~。
③人口規模の近い市議会の紹介
~議員定数と人口推計~。
以上3点について、説明した。









第2部では、参加者と市議を8グループに分けて、
意見交換会(グループワーク)を実施。
①市議会議員選挙が無投票であったことを
どう考えますか。
②これからの市議会に期待することは何ですか。
③議員定数についてどう考えますか。
以上3点について、意見を出し合った。
【私見】ことのほか、議員定数の「削減」について、
主張する参加者が少なかった、というのが印象だ。
もちろん「現在の半数にし、
市内8地区に各1人で十分」とする、
意見を出した人もいた。
ただ、全体への意見発表の場において、
具体的な削減数にまで言及しているグループは、
ほぼ無かった。
定数の削減に賛成している市議にとっては、
「区長会やまちづくり推進協議会の役員が、
『削減しろ』と言うので、削減します」というのを、
錦の御旗として、掲げたかったかもしれないが、
どうやら思惑が外れたらしい。
これでは今後、議員同士で多数決をとり、
仮に「削減」になった場合、議会報告会の開催意義を、
問われかねない。
そもそもの間違いは、
「瑞浪市議会としては、こうしたい」という、
方針を決めずして、議会報告会に臨んだことだろう。
「わたしは削減に賛成。何議席を減らすべき」とか、
「いや、わたしは現状のままでいいと考える」などと、
議員1人ひとりが意思表示をした上で、
市民に諮るべきだった。