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2015年02月28日 (23:36)

「妻木城址の会」が妻木公民館で特別展【3月15日まで】

特別展「妻木氏四代による町づくり」が、
本日、2月28日(土曜日)から、
土岐市妻木町の妻木公民館で、始まった。
会期は、3月15日(日曜日)まで。
時間は、午前10時から午後4時までで、
3月2日(月曜日)・9日(月曜日)は休み。
入場無料。
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04DSC_8853.jpg05DSC_8829.jpg06DSC_8873.jpg
土岐市制60周年記念事業として、
「妻木城址の会」
(田中貞光会長、つまぎじょうし)が主催した。
特別展では、関ヶ原の戦いの後、
7500石の領主として、土岐郡8カ村を治めた、
妻木氏4代による、町づくりを紹介。
妻木町にある、
「崇禅寺」・「八幡神社」の文化財を中心に、
約60点を展示している。
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10DSC_8882.jpg11DSC_8903.jpg12DSC_8886.jpg
妻木氏4代とは、
初代・妻木伝入
(1526─1620、95歳)、
2代・妻木雅楽助家頼
(1565─1623、59歳)、
3代・妻木権左衛門頼利
(1585─1653、69歳)、
4代・妻木藤右衛門頼次
(1620─1658、39歳)を指す。
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16DSC_8934.jpg17DSC_8929.jpg18DSC_8923_2015030100215431d.jpg
会場には、岐阜県指定文化財の
「絵馬一対」(八幡神社)をはじめ、
土岐市指定文化財の
「袈裟 九条裂交金襴法衣」(崇禅寺)や、
同じく市指定文化財の
「地蔵堂の香炉」(崇禅寺)などが並ぶ。
また、崇禅寺の蔵で発見した、
江戸時代の古文書も展示。
今回の特別展のために、
蔵を整理したところ、見付かったもので、
約50点のうち、11点を公開している。
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本日は、特別展の「記念講演」も行われ、
妻木城址の会のメンバーで、
八幡神社の禰宜(ねぎ)を務める、
黒田正直さん(59歳、まさなお)が登壇。
加藤靖也市長や、山田恭正教育長、
地域住民ら、約100人が聴講した。
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28DSC_8856.jpg29DSC_9080.jpg30DSC_9085.jpg
黒田さんは、
①妻木家は、関ヶ原の戦いの際、
東軍(徳川家康)に味方し、
西軍の岩村城主・田丸氏が守る、
高山城(土岐津町高山地区)などを、
攻めたにもかかわらず、
石高の加増が、無かった理由。
②2代・家頼は、
甲冑(かっちゅう、具足)のサイズから、
身長が190センチ以上あったと、推測。
大男だったが、体は弱かった。
③当時、崇禅寺の石高は99石で、
永保寺(多治見市)の50石よりも、多かった。
また、八幡神社の石高は、49石だった。
④7500石だったが、陶磁器の産地として、
米以外の収入があり、石高以上に裕福だった。
ことなどを、説明した。
165-妻木公民館チラシ①妻木公民館チラシ②
なお、特別展の関連企画として、
3月28日(土曜日)に、
崇禅寺や八幡神社を訪れる、
「歴史散策」を行う(雨天中止)。
集合場所は、妻木公民館。
時間は、午前10時から午後2時まで。
310-妻木特別展①300-妻木特別展②
問い合わせは、八幡神社
(0572─57─6441)まで。

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