2020年08月31日 (16:11)

土岐市が三菱自動車3社と災害支援協定を締結【PHEVの無償貸与を】

土岐市は、
土岐三菱自動車販売株式会社(土岐市肥田浅野矢落町)・
西日本三菱自動車販売株式会社(大阪府大阪市淀川区)・
三菱自動車工業株式会社(東京都港区芝浦)の3社と、
「災害時における電動車両等の支援に関する協定」を締結。
土岐市役所で、協定締結式が開かれ、3社を代表し、
土岐三菱自動車販売株式会社の安藤正彦代表取締役社長と、
土岐市の加藤淳司市長が、協定書に日付を記入した。
01TN1_4130.jpg02TN1_4121.jpg03TN1_4110.jpg
04TN1_4138.jpg05TN1_4146.jpg06TN1_4153.jpg
今回の協定は、土岐市内で災害が発生した際、
土岐市の要請を受けた3社が、電気自動車や、
プラグインハイブリッド車(PHEV)などを、
無償貸与するというもの。
三菱自動車工業株式会社では、
「DENDOコミュニティサポートプログラム」と題し、
全国の自治体と、同様の災害支援協定を結んでいる。
8月31日現在、土岐市との締結は、全国で68例目で、
岐阜県内では岐阜県・坂祝町・中津川市に次いで、4件目。
土岐市が結んだ災害支援協定としては、49件目だが、
災害時における車両の無償貸与を、
自動車関連企業と結んだのは、三菱自動車が初めて。
07TN1_4158.jpg08TN1_4164.jpg09TN1_4179.jpg
10TN1_4235.jpg11TN1_4207_20200831172527b54.jpg12TN1_4190.jpg
土岐三菱自動車販売の安藤正彦社長(まさひこ)は、
「昨今の異常気象は、いつどこで、
どんな災害が発生しても、おかしくない状況。
災害への備えについては、野球のバッターに例え、
『空振り三振はあっても良いが、
見送り三振はあってはならない』と言われている。
貸与予定の『アウトランダーPHEV』は、
エンジンと電気の両方で走行できる上、
家庭への電力供給も可能。
アウトランダーPHEVは、フル充電時には、
一般家庭の10日分の電力を、賄うことができる。
災害時には、発生から3日間が、
電気が使えず、苦しい時期と言われている。
この3日間を、少しでもお助けしたい。
私たちは地元に根ざした小さな企業だが、
なんとか地域の皆さんに恩返しがしたい。
その思いから、協定を結ばせていただいた」と述べた。
13TN1_4214.jpg14TN1_4222.jpg15TN1_4211.jpg
16TN1_4230.jpg17TN1_4240.jpg18TN1_4194.jpg
締結式終了後には、土岐市役所の駐車場に移動し、
土岐三菱自動車販売株式会社が持ち込んだ、
プラグインハイブリッド電気自動車
「アウトランダーPHEV」を見学。
車両からの電力で、炊飯器や電気ポットなどが、
使用できる様子を披露した。
ちなみに土岐市は、公用車のうち、
ハイブリッド車は3台所有しているが、
電気自動車は所有していない。
このページへチップを贈る
カテゴリ : 土岐市記事のURL
プロフィール

株式会社東濃ニュース

Author:株式会社東濃ニュース
岐阜県の東濃地方にある土岐市と瑞浪市のニュースを配信。
ホームページはこちらです!

カテゴリ
月別アーカイブ
検索フォーム