2021年07月31日 (15:42)
ガバ鋳込みでオリジナルの風鈴を【土岐市美濃焼振興室が体験教室】
土岐市役所・地域振興部・美濃焼振興室は、
土岐市立陶磁器試験場・セラテクノ土岐
(土岐市肥田町肥田)で、体験教室
「親子で美濃焼の作品を作ってみませんか?
~風鈴づくりに挑戦~」を、
3日間にわたって開く(全3回講座)。
土岐市内の小学5・6年生と、
その保護者、12組24人が参加。
2日目(2回目)の本日は、鋳込み作業に励んだ。






土岐市美濃焼振興室では、セラテクノ土岐で、
社会見学の子供たちを受け入れてはいるが、
教育分野への美濃焼の啓発活動が、不十分だった。
そこで、土岐市教育委員会(土岐市教育研究所)の
令和3(2021)年度
「児童生徒能力開花応援事業」の一環として、
土岐市内の小学校高学年と保護者を対象にした、
磁器製の風鈴づくり教室を、初めて企画した。






夏休みを利用した、全3日間の講座で、
「ガバ鋳込み」(排泥鋳込み・泥漿鋳込み)に挑戦。
1日目は原型づくりを、2日目は鋳込み作業を、
3日目は下絵付け・施釉に取り組む。
講師は、セラテクノ土岐の市職員が担当し、
7月10日(土曜日)の1日目に、
参加者が制作した風鈴の原型を基に、
石膏(せっこう)の型を準備した。
参加者らは、粘土と水が入った、
泥漿(でいしょう)をかき混ぜた後、
入れる量に気を付けながら、石膏型に流し込んだ。
乾燥するまでの待ち時間を使って、
風鈴の玉(たま)や舌(ぜつ)の部分を作ったり、
剣先(けんさき・市販品や傘の骨を加工した物)で、
余分な部分(バリ)を削ったりした。






1人1形状で、3点を制作。
今後、セラテクノ土岐の市職員が、
8月7日(土曜日)の3日目までに、
形を整え、素焼きを済ませる。






土岐市美濃焼振興室では、
「土岐市の美濃焼の特徴の1つに、量産がある。
土岐市の子供たちの多くは、
手びねりやたたら、ろくろなどによる、
陶芸家体験はしているが、石こう型を使った、
鋳込み作業による職人体験(陶工体験)にも、
挑戦してもらいたかった。
好評だったので、来年も開催したいが、
最初に、鋳込み作業の映像を見てもらい、
一連の流れを知ってから、制作に入ってもらったり、
今回は市職員が制作した石こう型を、
次回は参加者が作れないか、検討したりして、
パワーアップを図りたい」と話している。



土岐市立陶磁器試験場・セラテクノ土岐
(土岐市肥田町肥田)で、体験教室
「親子で美濃焼の作品を作ってみませんか?
~風鈴づくりに挑戦~」を、
3日間にわたって開く(全3回講座)。
土岐市内の小学5・6年生と、
その保護者、12組24人が参加。
2日目(2回目)の本日は、鋳込み作業に励んだ。






土岐市美濃焼振興室では、セラテクノ土岐で、
社会見学の子供たちを受け入れてはいるが、
教育分野への美濃焼の啓発活動が、不十分だった。
そこで、土岐市教育委員会(土岐市教育研究所)の
令和3(2021)年度
「児童生徒能力開花応援事業」の一環として、
土岐市内の小学校高学年と保護者を対象にした、
磁器製の風鈴づくり教室を、初めて企画した。






夏休みを利用した、全3日間の講座で、
「ガバ鋳込み」(排泥鋳込み・泥漿鋳込み)に挑戦。
1日目は原型づくりを、2日目は鋳込み作業を、
3日目は下絵付け・施釉に取り組む。
講師は、セラテクノ土岐の市職員が担当し、
7月10日(土曜日)の1日目に、
参加者が制作した風鈴の原型を基に、
石膏(せっこう)の型を準備した。
参加者らは、粘土と水が入った、
泥漿(でいしょう)をかき混ぜた後、
入れる量に気を付けながら、石膏型に流し込んだ。
乾燥するまでの待ち時間を使って、
風鈴の玉(たま)や舌(ぜつ)の部分を作ったり、
剣先(けんさき・市販品や傘の骨を加工した物)で、
余分な部分(バリ)を削ったりした。






1人1形状で、3点を制作。
今後、セラテクノ土岐の市職員が、
8月7日(土曜日)の3日目までに、
形を整え、素焼きを済ませる。






土岐市美濃焼振興室では、
「土岐市の美濃焼の特徴の1つに、量産がある。
土岐市の子供たちの多くは、
手びねりやたたら、ろくろなどによる、
陶芸家体験はしているが、石こう型を使った、
鋳込み作業による職人体験(陶工体験)にも、
挑戦してもらいたかった。
好評だったので、来年も開催したいが、
最初に、鋳込み作業の映像を見てもらい、
一連の流れを知ってから、制作に入ってもらったり、
今回は市職員が制作した石こう型を、
次回は参加者が作れないか、検討したりして、
パワーアップを図りたい」と話している。



