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2022年01月18日 (15:06)

土岐紅陵高校が岐阜盲学校に点訳本を寄贈【3年生9人が制作】

岐阜県立土岐紅陵高校(土岐市下石町)の
3年生9人が、「まんが日本昔ばなし」を点訳。
1人1冊、計9冊を制作し、
完成した点訳本を、先週、
岐阜県立岐阜盲学校(岐阜市)に寄贈した。
本日、1月18日(火曜日)には、
土岐紅陵高校と岐阜盲学校を、
インターネットでつなぎ、生徒同士が、
オンラインで交流を図った。
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土岐紅陵高校の3年生9人は、
「点字」の授業を選択した生徒。
「多治見点訳友の会」の会員、
上田千奈美さんを外部講師として招き、
週2時限、点字の勉強に取り組んできた。
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昨年の4月から10月までは、
点字の基礎(ルール)を学び、
その後、点訳本の制作を開始。
点訳のルールに沿って編集し、
パソコンで入力した。
上田千奈美さんの校正を受けた後、
点字プリンターで出力した。
岐阜盲学校への点訳本の寄贈は、
平成21(2009)年ごろから、
ほぼ毎年、行っており、今回で9回目。
例年、児童書のシリーズ物を選書している。
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本日のオンライン交流会には、
土岐紅陵高校からは8人の生徒(1人欠席)が、
岐阜盲学校からは高等部普通科の1・2年生、
計4人が参加。
質疑応答では、岐阜盲学校の生徒から、
「点訳する上で、苦労した点は何か」と、
尋ねられると、土岐紅陵高校の生徒らは、
「点訳の間違いがあるたびに、一文ずつ、
やり直す必要があり、大変だった」とか、
「点字に初めて触れたので、難しかったが、
だんだん分かってくると、
もっと勉強がしたくなった」、
「苦労して完成させた点訳本なので、
楽しんで読んでもらえたら、うれしい」
などと答えた。
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