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2022年01月20日 (11:56)

美濃歌舞伎保存会の50年の歩みを【ミュージアム中仙道で回顧展】

昭和47(1972)年4月に発足した、
「美濃歌舞伎保存会」(小栗幸江会長)が、
昨年、令和3(2021)年に、
結成50周年を迎えた。
半世紀の歴史を振り返る企画展
「美濃歌舞伎保存会 五十年の歩み」が、
ミュージアム中仙道(瑞浪市)で開かれている。
会期は5月8日(日曜日)まで。
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小栗幸江会長は、ゴルフ場を経営していた父、
故・小栗克介氏(小栗勝・かつ)とともに、
地元の衣装屋から、地歌舞伎の衣装や、
鬘(カツラ)などを譲り受けた。
美濃歌舞伎保存会を発足させると、
昭和51(1976)年には、
岐阜県内にあった2つの芝居小屋を移築・復元し、
「美濃歌舞伎博物館・相生座」
(瑞浪市日吉町)を開設した。
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美濃歌舞伎保存会では、
相生座(あいおいざ)での定期公演を通じて、
地歌舞伎の保存・継承に努めたり、
海外公演による国際交流を図ったりするほか、
「子どものための美濃歌舞伎伝承教室」
(美濃歌舞伎こども伝承教室)を開講し、
次世代の担い手の育成にも尽力。
平成30(2018)年には、
歌舞伎を上演しながらPRを図る新組織、
「地歌舞伎ひろめ隊」を立ち上げた。
また、他団体に対しても、
公演時には衣装を貸し出し、着付けを行うなど、
地域全体を踏まえた、振興活動に取り組んでいる。
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会場には、美濃歌舞伎ファンらが撮影した、
公演の様子の写真など、約70点を展示。
美濃歌舞伎保存会の年表や、これまでの上演演目、
公演日の1日の流れ、会の活動を支えた物故者、
ボランティアスタッフなども紹介している。
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瑞浪市明世町戸狩331─1/
TEL0572─68─0505/
開館時間は午前9時から午後5時まで/
入館料は一般が300円で、中学生以下は無料/
休館日は月曜日(月曜日が祝祭日の場合は翌日)/
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