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2022年03月14日 (13:40)

あきよホタルの里・福の改修工事が完了【明世まちづくり推進協が祝う】

瑞浪市の明世地区まちづくり推進協議会
(加納秀樹会長)は、瑞浪市明世町戸狩地内に、
ホタルの専用水路を整備し、
「あきよホタルの里 福」
(あきよほたるのさと・ふく)と命名した。
本日、3月14日(月曜日)には、同所で、
「ゲンジボタルの幼虫放流セレモニー」を開き、
改修工事の完了を祝った。
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「あきよホタルの里 福」は約80平方メートルで、
狭間川沿いにあり、川向こうには、
瑞浪国際地科学交流館が立っている。
ホタルが舞う場所にしようと、
昭和64/平成元(1989)年から、
ゲンジボタル育成研究員の奥村了さん
(77歳・明世町戸狩・りょう)ら3人が、
私有地の山林を借り、ホタル用の水路を整備した。
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10TN1_0497_20220314143450a4b.jpg11TN1_0498.jpg12TN1_0509.jpg
奥村了さんらは、
ホタルの幼虫や餌のカワニナを放流したり、
ホタルの観賞会を開催したりしてきたが、
本年度、令和3(2021)年度からは、
明世地区まちづくり推進協議会が、
ホタルの育成事業を引き継ぐことになった。
明世地区まちづくり推進協議会は、
昨年の8月末から11月末までかけて、
改修工事を実施。
老朽化していた木製の水路を、コンクリート製にし、
約60メートルだった水路を、さらに10メートル、
約70メートルにまで延長した。
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16TN1_0568.jpg17TN1_0587.jpg18TN1_0604.jpg
電気設備工事や階段の整備なども行ったほか、
看板も設置することにした。
看板の絵は、瑞浪市稲津町在住のイラストレーター、
中山尚子さん(ひさこ)が手掛けた。
なお、水路の名前「福」は、
ホタルで福を呼び込むという意味と、
土地の所有者「福岡さん」から名付けたもの。
事業費は310万円で、うち300万円は、
「瑞浪市夢づくり地域交付金事業」
(ステップアップ事業)から受けた。
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22TN1_0626.jpg23TN1_0637.jpg24TN1_0656.jpg
本日のセレモニーには、
水野光二市長や山田幸男教育長をはじめ、
瑞浪市立明世小学校の5年生28人が参加。
加納秀樹会長と奥村了さん、代表の児童2人が、
看板を除幕した。
続いて、児童らが、
ゲンジボタルの幼虫約400匹と、
餌のカワニナ約10キロを、水路に放した。
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奥村了さんは「自分の後継者を探していた時に、
明世地区まちづくり推進協議会が、
事業を引き継いでくれることになり、一安心した。
明世小学校の5年生には、年2回、
ホタルの生態について、講座を行っているが、
環境教育にもつながっていると思う。
瑞浪市内では、明世町以外でも、
ホタルが見られるようになってきており、
『ホタルのまち瑞浪』と、
呼ばれるようになれば、うれしい」と語った。
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ホタルの乱舞は、
6月20日前後にピークを迎える。
「あきよホタルの里 福」については、
今年よりも、来年以降が見ごろになるとのこと。
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