2022年03月27日 (13:58)
大湫神明神社の大杉が新たな姿に【再生活用事業が完成】
瑞浪市の大湫町コミュニティ推進協議会
(小栗司会長・おぐりつかさ・73歳)は、
大湫神明神社の境内と大湫公民館で、
「神明大杉再生活用事業完成式典」を開催。
大湫町の若者が、大杉の注連縄(しめ縄)に、
紙垂(しで)を差し込んだほか、
水野光二市長らがテープカットを行い、
大杉保存活用工事の完了を祝った。






大湫町のシンボルだった、
大湫神明神社の大杉(樹齢670年)は、
「令和2年7月豪雨」に見舞われた、
2020年7月11日(土曜日)の夜、倒れた。
倒れた翌日の様子は、
「過去記事①」と「過去記事②」を参照。
倒木の原因については「過去記事③」を参照。


大杉は切断され、学術的な研究以外にも、
和傘や版画、エレキギター、ビール、バイオリン、
寄付札などの材料・素材として、活用された。
樹高約40メートルのうち、
根元から約5メートルの部分については、
もともと立っていた場所の近くで起こし、
造形物「神明大杉」(しんめいおおすぎ)として、
保存することにした。
造形物「神明大杉」は、幹回りが11メートルで、
重さは35トン。
上部には、コールテン鋼の屋根を設置した。






神明大杉再生活用事業の工事名は、
「樹齢670年の大杉保存活用工事」。
事業費(以下、おおよその金額)は、
3000万円で、内訳は、
岐阜県の補助金が1000万円、
瑞浪市の補助金が1000万円、
クラウドファンディングが670万円、
一般からの寄付が500万円。









なお、神明神社の大杉は、
「岐阜県指定天然記念物」だったが、
令和3(2021)年3月30日に、
文化財の指定が解除された
(瑞浪市は文化財指定を維持)。









大湫町では、毎年10月の第1日曜日に、
瑞浪市指定無形民俗文化財
「大湫神明白山神社例祭・山車行事」
(おおくてしんめいはくさんじんじゃ
れいさい・だしぎょうじ)を開催。
年1回、祭礼の前に、大杉に掛けた、
約17メートルの注連縄(しめなわ)を、
新しい物に掛け替えている。
造形物「神明大杉」の完成に伴い、
今年は3月21日(月曜日)に、
新たに制作した注連縄を取り付けた。









本日の完成式典では、
大湫町コミュニティ推進協議会の小栗司会長が、
「一昨年、大湫町民の心のよりどころだった、
神明神社の大杉が、折からの豪雨の中、
突然、倒木してしまった。
思いも寄らない出来事に、我を忘れ、
立ちすくむ私たちに対し、倒木直後から、
温かいお見舞や励ましの言葉を掛けていただいた。
また、災害復旧へのボランティア作業や、
寄付金・募金などでも支援していただいたことは、
本当に心強く、感謝申し上げます。
再生活用事業においては、若い有志の皆さんが、
立ち上がってくれたことが、特にうれしかった。
多くの皆さんのご協力により、神明大杉を、
瑞浪市の文化財として、未来の子供たちに、
引き継ぐことができます。
新たな姿の大杉が、これからも末永く、
地域を見守り続けてくれることを、
信じてやみません」と述べた。
(小栗司会長・おぐりつかさ・73歳)は、
大湫神明神社の境内と大湫公民館で、
「神明大杉再生活用事業完成式典」を開催。
大湫町の若者が、大杉の注連縄(しめ縄)に、
紙垂(しで)を差し込んだほか、
水野光二市長らがテープカットを行い、
大杉保存活用工事の完了を祝った。






大湫町のシンボルだった、
大湫神明神社の大杉(樹齢670年)は、
「令和2年7月豪雨」に見舞われた、
2020年7月11日(土曜日)の夜、倒れた。
倒れた翌日の様子は、
「過去記事①」と「過去記事②」を参照。
倒木の原因については「過去記事③」を参照。


大杉は切断され、学術的な研究以外にも、
和傘や版画、エレキギター、ビール、バイオリン、
寄付札などの材料・素材として、活用された。
樹高約40メートルのうち、
根元から約5メートルの部分については、
もともと立っていた場所の近くで起こし、
造形物「神明大杉」(しんめいおおすぎ)として、
保存することにした。
造形物「神明大杉」は、幹回りが11メートルで、
重さは35トン。
上部には、コールテン鋼の屋根を設置した。






神明大杉再生活用事業の工事名は、
「樹齢670年の大杉保存活用工事」。
事業費(以下、おおよその金額)は、
3000万円で、内訳は、
岐阜県の補助金が1000万円、
瑞浪市の補助金が1000万円、
クラウドファンディングが670万円、
一般からの寄付が500万円。









なお、神明神社の大杉は、
「岐阜県指定天然記念物」だったが、
令和3(2021)年3月30日に、
文化財の指定が解除された
(瑞浪市は文化財指定を維持)。









大湫町では、毎年10月の第1日曜日に、
瑞浪市指定無形民俗文化財
「大湫神明白山神社例祭・山車行事」
(おおくてしんめいはくさんじんじゃ
れいさい・だしぎょうじ)を開催。
年1回、祭礼の前に、大杉に掛けた、
約17メートルの注連縄(しめなわ)を、
新しい物に掛け替えている。
造形物「神明大杉」の完成に伴い、
今年は3月21日(月曜日)に、
新たに制作した注連縄を取り付けた。









本日の完成式典では、
大湫町コミュニティ推進協議会の小栗司会長が、
「一昨年、大湫町民の心のよりどころだった、
神明神社の大杉が、折からの豪雨の中、
突然、倒木してしまった。
思いも寄らない出来事に、我を忘れ、
立ちすくむ私たちに対し、倒木直後から、
温かいお見舞や励ましの言葉を掛けていただいた。
また、災害復旧へのボランティア作業や、
寄付金・募金などでも支援していただいたことは、
本当に心強く、感謝申し上げます。
再生活用事業においては、若い有志の皆さんが、
立ち上がってくれたことが、特にうれしかった。
多くの皆さんのご協力により、神明大杉を、
瑞浪市の文化財として、未来の子供たちに、
引き継ぐことができます。
新たな姿の大杉が、これからも末永く、
地域を見守り続けてくれることを、
信じてやみません」と述べた。
