2022年04月28日 (17:09)

瑞浪市からカキ化石の密集層を発見【瑞浪市化石博物館】

瑞浪市明世町の道路工事の現場
(市道戸狩─月吉線)から、
瑞浪層群明世層戸狩部層が露出。
戸狩部層は、約1800万年前の浅い海が、
堆積(たいせき)したもの。
瑞浪市化石博物館が調査したところ、
カキ同士がくっついた、
「カキ礁」(カキしょう)の化石を発見。
明日、4月29日(金曜日)から、
同館(明世町山野内)で展示する。
展示期間は年内いっぱい。
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04TN1_8830.jpg05TN1_8831.jpg06TN1_8836.jpg
カキの化石は、厚さ40センチほどの泥岩に、
細かな木片の化石と一緒に見付かり、
南北約30メートルの範囲に密集。
見付かったカキの種類は、
現在生息しているマガキ(真牡蠣)に近いが、
カキの仲間は、分類方法がいろいろあるため、
「マガキ属の未定種」とした。
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10TN1_8851.jpg11TN1_8853.jpg12TN1_8857.jpg
調査・研究の結果、
①明世町周辺には干潟が存在し、
小規模なカキ礁があった。
②カキは互いに固着し合い、カキ礁を形成。
成熟した個体(いわゆる大人のカキ)に、
幼殻(いわゆる子供のカキ)が付着し、
リレー式に成長した個体もある。
③見付かったカキ礁は、
潮汐(ちょうせき)や波浪など、
波の影響で、1~2回程度、破壊された。
ことなどが分かった。
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16TN1_8901.jpg17TN1_8912.jpg18TN1_8883.jpg
瑞浪市化石博物館の学芸員で、
瑞浪市役所スポーツ文化課主査の安藤佑介さん
(39歳・理学博士・あんどうゆうすけ)は、
「カキの化石自体は、瑞浪市以外でも、
多く見付かっており、珍しくはない。
しかし、今回のカキ化石密集層は、
保存状態が良いため、
①カキが密集している状態。
②波の影響で壊された状態。
③壊されてバラバラになった状態。
を、すべて見ることができる。
カキの化石については、
発見例は多いが、研究例は少ない。
当時の海岸線を知る、古地理学の面からも、
データを提供できた。
化石採集の時は、カキの化石にも、
もっと注目してほしい」と語った。
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問い合わせは、瑞浪市化石博物館
(TEL0572─68─7710)まで。
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