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2022年06月10日 (12:09)

瑞浪市でパレオパラドキシアを大発見【国内では過去最高の状態】

瑞浪市釜戸町で見付かった、ほ乳類の化石は、
パレオパラドキシア類(るい)と、判明した。
パレオパラドキシアのほぼ全身骨格は、
国内ではこれまでに、岐阜県土岐市をはじめ、
埼玉県や岡山県、群馬県などから、
発見されている。
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岐阜県瑞浪市の化石は、
独立行政法人国立科学博物館(茨城県つくば市)の
地学研究部・生命進化史研究グループ長で、
ほ乳類古生物学が専門の甲能直樹教授
(60歳・こうのなおき・理学博士)が鑑定。
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甲能直樹教授は、
「足の甲(こう)の骨が短く、
大腿(だいたい)骨が平べったいという、
パレオパラドキシアの特徴が見られる。
パレオパラドキシアの化石は、国内では、
瑞浪市の隣市、岐阜県土岐市が1例目。
ほかの地域でも、見付かってはいるが、
重要な頭の骨や足の骨が無い場合が多い。
今回の瑞浪市の化石は、頭も足もあり、
しかもバラバラではなく、集合した状態。
わたしが知っている限り、
過去最高の状態であり、
大発見と言える」と語った。
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なお、写真の赤いヘルメットは、
瑞浪市化石博物館の学芸員で、
瑞浪市役所スポーツ文化課主査の安藤佑介さん
(理学博士・あんどうゆうすけ)。
安藤さんの隣が、甲能直樹教授。
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