2022年09月24日 (18:26)
瑞浪市陶磁資料館友の会が「最後の焼成」【3連房式登り窯で明日まで】
瑞浪市陶磁資料館友の会
(田中一正会長・会員14人)は、
瑞浪市陶磁資料館(明世町山野内)の
「3連房式登り窯」で、焼成を行っている。
昨日、9月23日(金曜日)に火入れを行い、
明日、9月25日(日曜日)の正午ごろまで、
3日間、夜を徹して、燃やし続ける。



瑞浪市陶磁資料館は、
昭和55(1980)年4月に、
東濃西部広域行政事務組合
(当時は東濃西部3市1町)の運営による、
「東濃西部歴史民俗資料館・
瑞浪陶磁資料館」として開館。
平成19(2007)年4月には、
施設・収蔵品が瑞浪市に移管され、
名称を現在の「瑞浪市陶磁資料館」に改めた
(瑞浪市単独運営の施設になる)。



瑞浪市陶磁資料館友の会は、
瑞浪市陶磁資料館の開館後、間もなく発足。
翌年の昭和56(1981)年から、
同館の登り窯を用いて、作品を焼成している。
年1回、焼成をしてきたが、
新型コロナウイルス感染症対策のため、
令和2(2020)年は中止。
今年、令和4(2022)年は、
40回目の節目の焼成となった。



しかし、会員が減少・高齢化しており、
また登り窯も、老朽化していることから、
友の会では今回をもって、
『最後の焼成』とすることを決めた。
現在、登り窯を利用しているのは、友の会のみ。
瑞浪市は今後、展示施設として、残す方針。



瑞浪市陶磁資料館友の会の田中一正会長
(土岐市泉東窯町・75歳)は、
「年1回の焼成を楽しみにしてきたが、
夜通しの作業に、会員の減少・高齢化で限界。
先輩会員から受け継いできた窯の火を、
絶やすことは残念だが、窯の老朽化に加え、
若い人たちが入会しない以上、
やむを得ない」と語った。



最後の焼成には、抹茶茶わんや花器、
置物など、約500点を窯詰め。
会員らは、最高温度1250度を目指し、
アカマツ約250束を、くべ続ける。
3連房式の登り窯だが、作品が集まらず、
2連房分しか入っていない。
窯出しは10月1日(土曜日)。
焼き上がった作品の「展示即売会」は行わないが、
来年、令和5(2023)年
2月26日(日曜日)から、
3月26日(日曜日)まで、瑞浪市陶磁資料館で、
企画展「友の会作品展」を開く予定。
(田中一正会長・会員14人)は、
瑞浪市陶磁資料館(明世町山野内)の
「3連房式登り窯」で、焼成を行っている。
昨日、9月23日(金曜日)に火入れを行い、
明日、9月25日(日曜日)の正午ごろまで、
3日間、夜を徹して、燃やし続ける。



瑞浪市陶磁資料館は、
昭和55(1980)年4月に、
東濃西部広域行政事務組合
(当時は東濃西部3市1町)の運営による、
「東濃西部歴史民俗資料館・
瑞浪陶磁資料館」として開館。
平成19(2007)年4月には、
施設・収蔵品が瑞浪市に移管され、
名称を現在の「瑞浪市陶磁資料館」に改めた
(瑞浪市単独運営の施設になる)。



瑞浪市陶磁資料館友の会は、
瑞浪市陶磁資料館の開館後、間もなく発足。
翌年の昭和56(1981)年から、
同館の登り窯を用いて、作品を焼成している。
年1回、焼成をしてきたが、
新型コロナウイルス感染症対策のため、
令和2(2020)年は中止。
今年、令和4(2022)年は、
40回目の節目の焼成となった。



しかし、会員が減少・高齢化しており、
また登り窯も、老朽化していることから、
友の会では今回をもって、
『最後の焼成』とすることを決めた。
現在、登り窯を利用しているのは、友の会のみ。
瑞浪市は今後、展示施設として、残す方針。



瑞浪市陶磁資料館友の会の田中一正会長
(土岐市泉東窯町・75歳)は、
「年1回の焼成を楽しみにしてきたが、
夜通しの作業に、会員の減少・高齢化で限界。
先輩会員から受け継いできた窯の火を、
絶やすことは残念だが、窯の老朽化に加え、
若い人たちが入会しない以上、
やむを得ない」と語った。



最後の焼成には、抹茶茶わんや花器、
置物など、約500点を窯詰め。
会員らは、最高温度1250度を目指し、
アカマツ約250束を、くべ続ける。
3連房式の登り窯だが、作品が集まらず、
2連房分しか入っていない。
窯出しは10月1日(土曜日)。
焼き上がった作品の「展示即売会」は行わないが、
来年、令和5(2023)年
2月26日(日曜日)から、
3月26日(日曜日)まで、瑞浪市陶磁資料館で、
企画展「友の会作品展」を開く予定。
