2022年10月04日 (15:57)

瑞浪市釜戸町の化石はパレオパラドキシアで確定【瑞浪市化石博物館が中間報告】

瑞浪市釜戸町(かまどちょう)で発見された、
哺乳類(ほにゅうるい)の化石は、
デスモスチルス科ではなく、
パレオパラドキシア科であることが、分かった。
瑞浪市教育委員会が、
瑞浪市化石博物館(明世町山野内)で、
「中間報告会」を開き、発表したもの。
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中間報告会の説明者は、
独立行政法人国立科学博物館(茨城県つくば市)の
地学研究部・生命進化史研究グループ長で、
ほ乳類古生物学が専門の甲能直樹さん
(60歳・こうのなおき・理学博士)と、
瑞浪市化石博物館の学芸員で、
瑞浪市役所スポーツ文化課主査の安藤佑介さん
(39歳・あんどうゆうすけ・理学博士)が務めた。
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この化石は、令和4(2022)年6月5日に、
瑞浪市釜戸町を流れる土岐川で見付かり、
令和4(2022)年6月10日に発掘された。
瑞浪市化石博物館が、
化石のクリーニングと研究を進め、
10月2日(日曜日)の時点で、
部位不明を含め、102点の骨を確認した。
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年代について、これまでは、
1800万年前~1700万年前ごろとしていたが、
約1650万年前と判明。
また、パレオパラドキシア類(るい)としていたが、
歯の特徴を比較し、デスモスチルスではなく、
パレオパラドキシアであることが、確定した。
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全長は2メートル弱で、成体。
パレオパラドキシアの標本としては国内7例目で、
頭骨があるのは国内5例目。
今回の標本は、過去に見付かったどの化石よりも、
部位がそろっており、特に背骨が、
腰から首までつながっているのは、日本初の発見
(ただし、現在のところ、前脚については、
左右とも見付かっていない)。
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パレオパラドキシアは、約1300万年前に絶滅。
現生の動物では、ゾウに近いとされてきたが、
最新の研究では、サイやバクに近いという。
瑞浪市化石博物館では、今回の化石について、
「パレオパラドキシア瑞浪釜戸標本(仮)」と、
呼称を決めた。
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【資料画像=瑞浪市化石博物館提供】
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