2022年10月28日 (11:19)
土岐市消防本部が大陽日酸エネルギーで訓練【高圧ガス保安週間】
土岐市消防本部は、
「高圧ガス保安活動促進週間」に係る火災訓練を、
大陽日酸エネルギー株式会社・中部支社・東濃支店
(土岐市土岐津町土岐口・細石直哉支店長)で行った。






高圧ガス保安活動促進週間は、
経済産業省が実施するもので、
本年度、令和4(2022)年度の期間は、
10月23日(日曜日)から、
10月29日(土曜日)まで。
土岐市消防本部では、平成27(2015)年に、
平成24(2012)年以来3年ぶりとなる、
同促進週間に合わせた消防訓練を、
土岐市内にある、別の高圧ガス施設で実施。
以後毎年、この時期に行っており、本年度は、
大陽日酸エネルギー株式会社の協力を得て、
災害対応訓練を行った。






大陽日酸エネルギー株式会社では、
液化石油ガスの製造・販売などを手掛けており、
東濃支店には、LPガスのタンク
(最大貯蔵量30トン)が、2基、設置してある。
敷地内には、消火用の貯水槽
(156立方メートル)があるほか、
社員を「検知班」・「消火班」・「救護班」・
「放水班」・「防災保全班」などに班分けし、
万一の災害に備えている。






本日の訓練には、大陽日酸エネルギーの社員、
約15人が参加。
震度5強の地震により、ガスが漏えいし、
引火したと想定した。
ガス漏れを調べていた社員が、凍傷により負傷。
放水訓練だけではなく、救護訓練にも取り組んだ。
119番通報を受けた土岐市消防本部からは、
指揮車・水槽車・化学車の計3台、
消防職員13人が出動。
現場指揮本部を設営し、タンクの周辺に放水した。






大陽日酸エネルギー中部支社の魚見健支社長は、
「防災訓練を見学し、今後の繁忙期に向けて、
あらためて緊張感を覚えた。
今回は、十分なスタッフを配置し、
万全な体制で、対処できる環境が整っていた。
しかし、実際は、各人・各セクションで、
仕事をしているため、これだけの人数を、
集めることは難しいと思う。
厳しい状況下でも、消防隊の皆さんに、
来ていただくまでの間、耐えなければならない。
そのため、自分が今日やった役割以外も、
こなす必要が出てくるだろう。
事故が無いように、引き続き、
訓練に励みたい」と語った。






土岐市消防本部の安藤成正警防課長は、
「非常にテキパキとした訓練だったと思う。
大規模な地震に襲われた場合、
市内各所で火災が発生し、消防隊の到着が、
遅くなる可能性がある。
有事の際は、安全を確保しながら、
災害を最小限にとどめていただく努力を、
よろしくお願いします」と講評を述べた。






「高圧ガス保安活動促進週間」に係る火災訓練を、
大陽日酸エネルギー株式会社・中部支社・東濃支店
(土岐市土岐津町土岐口・細石直哉支店長)で行った。






高圧ガス保安活動促進週間は、
経済産業省が実施するもので、
本年度、令和4(2022)年度の期間は、
10月23日(日曜日)から、
10月29日(土曜日)まで。
土岐市消防本部では、平成27(2015)年に、
平成24(2012)年以来3年ぶりとなる、
同促進週間に合わせた消防訓練を、
土岐市内にある、別の高圧ガス施設で実施。
以後毎年、この時期に行っており、本年度は、
大陽日酸エネルギー株式会社の協力を得て、
災害対応訓練を行った。






大陽日酸エネルギー株式会社では、
液化石油ガスの製造・販売などを手掛けており、
東濃支店には、LPガスのタンク
(最大貯蔵量30トン)が、2基、設置してある。
敷地内には、消火用の貯水槽
(156立方メートル)があるほか、
社員を「検知班」・「消火班」・「救護班」・
「放水班」・「防災保全班」などに班分けし、
万一の災害に備えている。






本日の訓練には、大陽日酸エネルギーの社員、
約15人が参加。
震度5強の地震により、ガスが漏えいし、
引火したと想定した。
ガス漏れを調べていた社員が、凍傷により負傷。
放水訓練だけではなく、救護訓練にも取り組んだ。
119番通報を受けた土岐市消防本部からは、
指揮車・水槽車・化学車の計3台、
消防職員13人が出動。
現場指揮本部を設営し、タンクの周辺に放水した。






大陽日酸エネルギー中部支社の魚見健支社長は、
「防災訓練を見学し、今後の繁忙期に向けて、
あらためて緊張感を覚えた。
今回は、十分なスタッフを配置し、
万全な体制で、対処できる環境が整っていた。
しかし、実際は、各人・各セクションで、
仕事をしているため、これだけの人数を、
集めることは難しいと思う。
厳しい状況下でも、消防隊の皆さんに、
来ていただくまでの間、耐えなければならない。
そのため、自分が今日やった役割以外も、
こなす必要が出てくるだろう。
事故が無いように、引き続き、
訓練に励みたい」と語った。






土岐市消防本部の安藤成正警防課長は、
「非常にテキパキとした訓練だったと思う。
大規模な地震に襲われた場合、
市内各所で火災が発生し、消防隊の到着が、
遅くなる可能性がある。
有事の際は、安全を確保しながら、
災害を最小限にとどめていただく努力を、
よろしくお願いします」と講評を述べた。






