2022年11月03日 (14:57)
浅井礼二郎氏をしのぶ特別展【陶芸家と洋画家の二刀流】
特別展「浅井礼二郎 遺作展」が、
本日、11月3日(木曜日・文化の日)から、
瑞浪市陶磁資料館(明世町山野内)で始まった。
会期は来年、1月15日(日曜日)まで。
初日の本日は、浅井礼二郎さんの妻・
浅井貴美代さん(80歳・きみよ)と、
長男の浅井晴二さん(57歳・せいじ)が来館した。



故・浅井礼二郎さん
(1936─2021・あさいれいじろう・
本名=禮二郎・示偏は「ねへん」)は、
昭和11(1936)年12月5日に、
土岐市駄知町で生まれる。
昭和30(1955)年に、
岐阜県立多治見工業高校図案科を卒業すると、
昭和製陶株式会社(駄知町)に入社。
陶磁器デザイナーの故・日根野作三氏に師事すると、
洋食器の工業デザイナーにとどまらず、
陶芸家(陶芸作家)・洋画家(油絵画家)としても、
才能を開花させた。



陶芸家としては、昭和38(1963)年に、
第1回「朝日陶芸展」で、
グランプリの「朝日陶芸賞」を受賞。
昭和55(1980)年には、
「礼山窯」(れいざんがま)を、
瑞浪市土岐町に開窯した。
昭和58(1983)年には、
瑞浪市総合文化センターに、
陶壁「飛翔」を制作した。



洋画家としては、昭和33(1958)年の
第35回「春陽展」に出品すると、
以後、出展を継続。
昭和60(1985)年には、
春陽会の会員に推挙された。



瑞浪陶芸協会の会員としても活動したほか、
岐阜県陶磁器デザイナー協会の顧問や、
土岐市美術作家連盟の会長などを歴任。
平成12(2000)年に、
第14回「二宮文化賞」(土岐市)を受賞した。
平成16(2004)年には、
瑞浪市無形文化財(工芸技術)
「粉引」(こひき)技術保持者に認定された。
【下の写真2枚は、
平成17(2005)年10月29日に撮影】


陶芸と絵画の二刀流のほか、
陶製の二胡(にこ)を自作。
演奏会を開くなど、多彩な才能を披露したが、
令和3(2021)年3月19日に、
死去した(享年84歳)。
※同日付で、瑞浪市無形文化財の認定を解除。
【下の写真2枚は、
平成23(2011)年2月6日に撮影】


会場では、
遺族・瑞浪市陶磁資料館の所蔵品を中心に、
未発表作品を含め、14点を展示している。
本日、11月3日(木曜日・文化の日)から、
瑞浪市陶磁資料館(明世町山野内)で始まった。
会期は来年、1月15日(日曜日)まで。
初日の本日は、浅井礼二郎さんの妻・
浅井貴美代さん(80歳・きみよ)と、
長男の浅井晴二さん(57歳・せいじ)が来館した。



故・浅井礼二郎さん
(1936─2021・あさいれいじろう・
本名=禮二郎・示偏は「ねへん」)は、
昭和11(1936)年12月5日に、
土岐市駄知町で生まれる。
昭和30(1955)年に、
岐阜県立多治見工業高校図案科を卒業すると、
昭和製陶株式会社(駄知町)に入社。
陶磁器デザイナーの故・日根野作三氏に師事すると、
洋食器の工業デザイナーにとどまらず、
陶芸家(陶芸作家)・洋画家(油絵画家)としても、
才能を開花させた。



陶芸家としては、昭和38(1963)年に、
第1回「朝日陶芸展」で、
グランプリの「朝日陶芸賞」を受賞。
昭和55(1980)年には、
「礼山窯」(れいざんがま)を、
瑞浪市土岐町に開窯した。
昭和58(1983)年には、
瑞浪市総合文化センターに、
陶壁「飛翔」を制作した。



洋画家としては、昭和33(1958)年の
第35回「春陽展」に出品すると、
以後、出展を継続。
昭和60(1985)年には、
春陽会の会員に推挙された。



瑞浪陶芸協会の会員としても活動したほか、
岐阜県陶磁器デザイナー協会の顧問や、
土岐市美術作家連盟の会長などを歴任。
平成12(2000)年に、
第14回「二宮文化賞」(土岐市)を受賞した。
平成16(2004)年には、
瑞浪市無形文化財(工芸技術)
「粉引」(こひき)技術保持者に認定された。
【下の写真2枚は、
平成17(2005)年10月29日に撮影】


陶芸と絵画の二刀流のほか、
陶製の二胡(にこ)を自作。
演奏会を開くなど、多彩な才能を披露したが、
令和3(2021)年3月19日に、
死去した(享年84歳)。
※同日付で、瑞浪市無形文化財の認定を解除。
【下の写真2枚は、
平成23(2011)年2月6日に撮影】


会場では、
遺族・瑞浪市陶磁資料館の所蔵品を中心に、
未発表作品を含め、14点を展示している。
