2022年11月18日 (20:24)
西浦屋の大番頭・熊谷吉兵衛の足跡を【幕末明治のスーパービジネスマン】
企画展『妻木の熊谷吉兵衛
美濃の大陶商「西浦屋」を支えた人』が、
明日、11月19日(土曜日)から、
土岐市美濃陶磁歴史館
(土岐市泉町久尻)で始まる。
会期は令和5(2023)年
2月26日(日曜日)まで。


幕末から明治時代にかけて、美濃の大陶商
「西浦屋」の江戸店支配人を勤めた商人・
熊谷吉兵衛(1814~1890)の
生涯をたどる展覧会。
熊谷吉兵衛(くまがい・きちべえ)は、
土岐郡妻木村(現・土岐市妻木町)で、
文化11(1814)年に生まれる。
家業は窯焼きで、16歳になると、
多治見の陶器商「西浦屋」へ奉公に出た。


西浦屋は、大阪と江戸に支店を構え、
多治見の本店を含めた3店舗で、美濃焼を、
全国へ流通させる販売網を構築。
熊谷吉兵衛は、江戸支店の支配人を務めながら、
3店舗を統括する西浦屋の大番頭としても差配し、
主家の隆盛を築いた。


また、商人として活躍する傍ら、
石田梅岩を祖とし、倫理や道徳などを説く、
「石門心学」(せきもんしんがく)を修学。
西浦屋を隠居すると、
「東洲」(とうしゅう)と改名し、
心学講舎(塾のようなもの)
「参前舎」の舎主(8代目)を務めた。


会場には、熊谷吉兵衛が草案した、
西浦屋3店舗の経営理念書
「西浦三店積金仕法帳」や、
熊谷東洲として記した、
石門心学の教科書「時辰儀説」、
心学の普及に努めた旅の記録
「心学廻村日記」などを展示。


現代でいうスーパービジネスマンとして、
西浦屋をもり立てながら、
学問「石門心学」も追究した熊谷吉兵衛。
ほとんど知られていなかった功績を紹介しつつ、
商人としての心の在り方も探っている。


問い合わせは、土岐市美濃陶磁歴史館
(TEL0572─55─1245)まで。
美濃の大陶商「西浦屋」を支えた人』が、
明日、11月19日(土曜日)から、
土岐市美濃陶磁歴史館
(土岐市泉町久尻)で始まる。
会期は令和5(2023)年
2月26日(日曜日)まで。


幕末から明治時代にかけて、美濃の大陶商
「西浦屋」の江戸店支配人を勤めた商人・
熊谷吉兵衛(1814~1890)の
生涯をたどる展覧会。
熊谷吉兵衛(くまがい・きちべえ)は、
土岐郡妻木村(現・土岐市妻木町)で、
文化11(1814)年に生まれる。
家業は窯焼きで、16歳になると、
多治見の陶器商「西浦屋」へ奉公に出た。


西浦屋は、大阪と江戸に支店を構え、
多治見の本店を含めた3店舗で、美濃焼を、
全国へ流通させる販売網を構築。
熊谷吉兵衛は、江戸支店の支配人を務めながら、
3店舗を統括する西浦屋の大番頭としても差配し、
主家の隆盛を築いた。


また、商人として活躍する傍ら、
石田梅岩を祖とし、倫理や道徳などを説く、
「石門心学」(せきもんしんがく)を修学。
西浦屋を隠居すると、
「東洲」(とうしゅう)と改名し、
心学講舎(塾のようなもの)
「参前舎」の舎主(8代目)を務めた。


会場には、熊谷吉兵衛が草案した、
西浦屋3店舗の経営理念書
「西浦三店積金仕法帳」や、
熊谷東洲として記した、
石門心学の教科書「時辰儀説」、
心学の普及に努めた旅の記録
「心学廻村日記」などを展示。


現代でいうスーパービジネスマンとして、
西浦屋をもり立てながら、
学問「石門心学」も追究した熊谷吉兵衛。
ほとんど知られていなかった功績を紹介しつつ、
商人としての心の在り方も探っている。


問い合わせは、土岐市美濃陶磁歴史館
(TEL0572─55─1245)まで。
