2023年01月17日 (15:41)
新生ボーノブラウンに改良【新たに「抗病性能力」も】
岐阜県畜産研究所養豚・養鶏研究部は、
一般的な豚肉よりも霜降り割合が多い
種豚(しゅとん)「ボーノブラウン」
(瑞浪ボーノポークなどの父豚)を育成。
県内の養豚農場に、精液や種豚を出荷していたが、
平成30(2018)年に発生した家畜伝染病
「豚熱」《ぶたねつ・CSF・
旧名称=豚コレラ(とんこれら)》により、
出荷を中止していた。
今回、精液などの提供について、
再開のめどが立ったと、発表した。
なお、今後出荷する種豚は、
従前の「霜降り能力」に加え、
新たに「抗病性能力」も有する種豚
「新生ボーノブラウン」として、
改良してあるとのこと。
※抗病性能力とは、豚のウイルス感染症の1つ、
「豚サーコウイルス2型」に感染しても、
重症化しにくい能力。
【経緯】
◆平成30(2018)年12月
豚熱が発生したため、
岐阜県畜産研究所で飼養していた
「ボーノブラウン」は全頭殺処分となる。
◆平成31/令和元(2019)年7月
豚熱発生以前に、県内の養豚農場へ譲渡していた、
種豚を買い戻し、ボーノブラウンの再造成を開始。
◆平成31/令和元(2019)年7月
海津市に「緊急避難豚舎」を整備し、種豚を保護。
◆令和2(2020)年3月
関市の養豚・養鶏研究部に、
高い防疫機能を有する新たな豚舎の整備を開始。
◆令和3(2021)年7月
新豚舎の一部が完成。
海津市で保護していた種豚を関市に移し、
再造成を実施中。
現在、雄6頭・雌3頭、
合計9頭の種豚が育成できたため、
精液などの提供が、再開できる運びとなった。
当面は、週20~40本の精液の出荷、
年数頭の種豚の出荷を予定している。
一般的な豚肉よりも霜降り割合が多い
種豚(しゅとん)「ボーノブラウン」
(瑞浪ボーノポークなどの父豚)を育成。
県内の養豚農場に、精液や種豚を出荷していたが、
平成30(2018)年に発生した家畜伝染病
「豚熱」《ぶたねつ・CSF・
旧名称=豚コレラ(とんこれら)》により、
出荷を中止していた。
今回、精液などの提供について、
再開のめどが立ったと、発表した。
なお、今後出荷する種豚は、
従前の「霜降り能力」に加え、
新たに「抗病性能力」も有する種豚
「新生ボーノブラウン」として、
改良してあるとのこと。
※抗病性能力とは、豚のウイルス感染症の1つ、
「豚サーコウイルス2型」に感染しても、
重症化しにくい能力。
【経緯】
◆平成30(2018)年12月
豚熱が発生したため、
岐阜県畜産研究所で飼養していた
「ボーノブラウン」は全頭殺処分となる。
◆平成31/令和元(2019)年7月
豚熱発生以前に、県内の養豚農場へ譲渡していた、
種豚を買い戻し、ボーノブラウンの再造成を開始。
◆平成31/令和元(2019)年7月
海津市に「緊急避難豚舎」を整備し、種豚を保護。
◆令和2(2020)年3月
関市の養豚・養鶏研究部に、
高い防疫機能を有する新たな豚舎の整備を開始。
◆令和3(2021)年7月
新豚舎の一部が完成。
海津市で保護していた種豚を関市に移し、
再造成を実施中。
現在、雄6頭・雌3頭、
合計9頭の種豚が育成できたため、
精液などの提供が、再開できる運びとなった。
当面は、週20~40本の精液の出荷、
年数頭の種豚の出荷を予定している。
