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2023年01月22日 (10:06)

森川家伝来の絵画を展示【瑞浪市陶磁資料館】

企画展「大湫宿 森川家伝来の絵画」が、
昨日、1月21日(土曜日)から、
瑞浪市陶磁資料館(明世町山野内)で始まった。
会期は2月19日(日曜日)まで。
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森川家は、現在の瑞浪市大湫町地内、
旧中山道・大湫宿の問屋で、
江戸時代後期には、尾張藩から、
塩の専売を認められ、財を築いた。
幕末・明治時代になると、分家。
建物としては、
本家の「西森川家住宅」(通称・西森)のほか、
分家の「旧森川訓行家住宅」(通称・丸森)と、
分家の「旧森川善章家住宅」(通称・新森)が、
残っている。
3つの建物とも、改築・改修などが行われ、現在、
西森は「YAMAMORI荘」(やまもりそう)に、
丸森は観光施設(観光案内所・無料休憩所など)に、
新森は古民家カフェ橘(たちばな)になっている。
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今展では、西森を清掃・修繕(リフォーム)した際、
瑞浪市教育委員会が調査し、
見付かった作品など、17点を展示。
作者は、竹中海岳・野村白寿坊・法橋龍座・
小木曽文洲(尾張藩の御用絵師)・
村瀬太乙(むらせたいおつ・犬山の儒学者・
三好学博士の漢詩と書道の師)ら。
唐紙をはがした「まくり」を軸装にしたり、
屏風(びょうぶ)を写真パネルにしたりした。
特に、大湫白木番所の役人で、
俳句もたしなんだ文化人、
渡邉原洲(渡辺原州・原洲永造)の絵画は、
初公開とのこと。
江戸後期の大湫宿における、
文化史の一端がうかがえる。
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なお、瑞浪市教育委員会は、
今回の「絵画展」を第1弾とし、
来年度は第2弾として、
森川家の古文書の展示・解説を行う予定。
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瑞浪市明世町山野内1─6/
TEL0572─67─2506/
一般は200円で、高校生以下は無料/
開館時間は午前9時から午後5時まで/
休館日は毎週月曜日・1月31日(火曜日)・
2月14日(火曜日)/
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