2023年01月24日 (11:36)
崇禅寺で土岐市消防本部が消防訓練【市教委は南部7カ所で防災点検】
土岐市消防本部は、
土岐市妻木町の古刹(こさつ)、
崇禅寺(そうぜんじ・古橋宗玄住職)で、
文化財防火デー(1月26日)に伴う、
消防訓練を行った。



崇禅寺には、釈迦如来立像(彫刻)・
夢窓国師筆果山条幅(書跡)など、
岐阜県指定の文化財が3点と、
崇禅寺総門(建造物)・
白隠禅師の「だるま」(絵画)など、
土岐市指定の文化財が12点の
計15点の文化財を所蔵している。



土岐市消防本部では毎年、
文化財防火デーに合わせて、
文化財を所有する寺や神社などで、
消防訓練を行っている。
崇禅寺で実施するのは、
平成29(2017)年以来。
今回の訓練は、境内にある墓の線香が、
落ち葉に引火したと想定。
文化財が収蔵されている建物や、
周辺の林野への延焼を防いだ。



消防訓練には、
ポンプ車や水槽車など車両4台と、
消防職員12人が出動。
古橋宗玄住職(そうげん・47歳)や、
崇禅寺の事務員、地域住民ら、
約10人も参加した。



最初に、寺の女性事務員が、
実際に119番通報を実施。
崇禅寺の関係者らは、
「文化財」と書かれた模擬の箱を持ち出したり、
消火器で初期消火の練習をしたりした。
消防職員はホースを延長し、
火点に向けて、迅速に放水。
延焼拡大を防ぐため、
水幕ホースからも水を出した。



土岐市南消防署の奥村富登志署長は、
「崇禅寺の関係者の皆さまには、
119番通報・文化財の搬出・
避難誘導・初期消火の4点について、
いずれも的確に、行動していただけた。
本日の訓練は、火災が発生した場合に、
被害を最小限に、食い止めるためのもの。
今後も、訓練を継続していただき、
万一の際は、確実に行動してもらいたい。
一番大切なのは、火災を発生させないこと。
そのための環境整備にも努めてほしい」と、
講評を述べた。



なお、土岐市教育委員会などは、
本年度、令和4(2022)年度から、
「文化財防火デー」に合わせて、
文化財を保管している寺社などを訪問。
指定文化財の保管環境について、
防火・漏電防止などの面から、
「防災点検」を行うことにした。
初年度は、土岐市南部を対象とし、
1月19日(木曜日)には、
八幡神社(妻木町)など、7カ所で実施した
(北部地域は来年度を予定)。
土岐市妻木町の古刹(こさつ)、
崇禅寺(そうぜんじ・古橋宗玄住職)で、
文化財防火デー(1月26日)に伴う、
消防訓練を行った。



崇禅寺には、釈迦如来立像(彫刻)・
夢窓国師筆果山条幅(書跡)など、
岐阜県指定の文化財が3点と、
崇禅寺総門(建造物)・
白隠禅師の「だるま」(絵画)など、
土岐市指定の文化財が12点の
計15点の文化財を所蔵している。



土岐市消防本部では毎年、
文化財防火デーに合わせて、
文化財を所有する寺や神社などで、
消防訓練を行っている。
崇禅寺で実施するのは、
平成29(2017)年以来。
今回の訓練は、境内にある墓の線香が、
落ち葉に引火したと想定。
文化財が収蔵されている建物や、
周辺の林野への延焼を防いだ。



消防訓練には、
ポンプ車や水槽車など車両4台と、
消防職員12人が出動。
古橋宗玄住職(そうげん・47歳)や、
崇禅寺の事務員、地域住民ら、
約10人も参加した。



最初に、寺の女性事務員が、
実際に119番通報を実施。
崇禅寺の関係者らは、
「文化財」と書かれた模擬の箱を持ち出したり、
消火器で初期消火の練習をしたりした。
消防職員はホースを延長し、
火点に向けて、迅速に放水。
延焼拡大を防ぐため、
水幕ホースからも水を出した。



土岐市南消防署の奥村富登志署長は、
「崇禅寺の関係者の皆さまには、
119番通報・文化財の搬出・
避難誘導・初期消火の4点について、
いずれも的確に、行動していただけた。
本日の訓練は、火災が発生した場合に、
被害を最小限に、食い止めるためのもの。
今後も、訓練を継続していただき、
万一の際は、確実に行動してもらいたい。
一番大切なのは、火災を発生させないこと。
そのための環境整備にも努めてほしい」と、
講評を述べた。



なお、土岐市教育委員会などは、
本年度、令和4(2022)年度から、
「文化財防火デー」に合わせて、
文化財を保管している寺社などを訪問。
指定文化財の保管環境について、
防火・漏電防止などの面から、
「防災点検」を行うことにした。
初年度は、土岐市南部を対象とし、
1月19日(木曜日)には、
八幡神社(妻木町)など、7カ所で実施した
(北部地域は来年度を予定)。
