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2023年02月23日 (13:37)

新病院の造成工事に着手【土岐市と瑞浪市による公設で】

土岐市と瑞浪市でつくる
東濃中部病院事務組合
(管理者=加藤淳司土岐市長)は、
土岐市肥田町浅野の土岐市有地に、
新病院を建設する。
造成工事に伴う「安全祈願祭」が、
建設予定地で開かれ、関係者約50人が、
工事の安全を祈った。
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新病院は「土岐市立総合病院」(土岐市)と、
瑞浪市にある「JA岐阜厚生連・
東濃中部医療センター・東濃厚生病院」
(岐阜県厚生農業協同組合連合会)を、
統合・再編し、1病院化するもの。
土岐市と瑞浪市が建設し、
JA岐阜厚生連が指定管理者を担う、
公設民営を予定している。
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新病院の敷地面積は約9ヘクタールで、
うち、施設用地(平地)は約5ヘクタール。
造成(開発)工事では、敷地内にある「ため池」を、
「調整池」にするための再整備や、
高低差約45メートルの崖(がけ)に、
高盛土(たかもりど)を行うなど、防災対策も施す。
造成工事の契約期間は、令和7(2025)年
10月31日までとなっているが、
造成工事の途中から、新病院の建設工事に入る。
造成(開発)工事費は、13億8600万円。
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10TN3_5172.jpg11TN3_5194.jpg12TN3_5209.jpg
安全祈願祭では、
東濃中部病院事務組合の管理者を務める、
加藤淳司土岐市長が、
「公立病院と民間病院の統合であり、
両市をまたぐ医療圏域ということで、
大変ハードルが高い取り組みだったが、
瑞浪市さんやJA岐阜厚生連さんのご協力があり、
土岐市に、新病院を建設する運びとなった。
3年後に、400床の新病院が開院する予定。
地域の医療を守る拠点として、
30年先・40年先においても、
市民に信頼される病院になるように、
頑張っていきたい」とあいさつ。
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16TN3_5227.jpg17TN3_5237.jpg18TN3_5243.jpg
副管理者の水野光二瑞浪市長は、
「施工者さんから、
『工事の安全と工期は守ります』と、
心強いあいさつをいただいたが、
もうひとつお願いしたいのは、
『予算内に収める』ということ。
現在、諸物価が高騰しているが、
予定よりも、1・5倍の総工費になる見込み。
これ以上になると、
土岐市・瑞浪市では負担できない。
これについても、
合わせてお願いしたい」と述べ、
乾杯の音頭をとった。
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なお、新病院の建設工事の契約については、
令和6(2024)年2月に締結する予定。
建物は、地上7階建て(延べ床面積は、
約3万7000平方メートル)を計画している。
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25TN3_5294.jpg26TN3_5326.jpg27TN3_5318.jpg
建設事業費《建築基本設計・建築実施設計・
造成(開発)工事・建設工事》は、
239億1000万円で、
医療機器の購入費などを含めると、
概算で、約290億円に上る。
開院は令和8(2026)年2月を目指す。
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安全祈願祭のうち、神事については、
土岐市職員と瑞浪市職員が代表撮影。
【下の写真は、土岐市提供】
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【下の写真は、瑞浪市提供】
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