2023年04月24日 (21:40)

土岐市議選2023【備忘録②】

令和5(2023)年
4月16日(日曜日)に告示された、
土岐市長選挙と土岐市議会議員選挙が終わった。
土岐市議選は、定数18議席に対し、20人
(現職11人・元職1人・新人8人)が立候補。
昨日、4月23日(日曜日)に投開票が行われ、
出馬した現職・元職は全員返り咲き、
新人ばかりが2人落ちとなった(以下、敬称略)。

トップ当選は、公明党の水石玲子(当選3回)。
改選前は水石を含め、女性議員は3人いたが、
唯一となった。
党票・地元票に加え、女性票も伸びたようだ。
公明党に関しては、
当選5回の髙井由美子(高井由美子)から、
新人の伊藤公男へのバトンタッチが成功した。

接戦となったのは、塚本俊一と塚本芳久の駄知町。
新人の塚本芳久は、引退した後藤久男
(当選3回)の後釜を狙ったが、
出馬の準備をしているさなか、塚本俊一が旗揚げ。
元職の塚本俊一は、当選7回を誇るが、
これまでは公明党がバックについていた。
今回、党の後ろ盾なしに、
どこまで戦えるのかが、見どころになっていた。
結果、19位の塚本芳久を、86票差でかわし、
18位ながら、当選ラインに滑り込んだ。

20位の最下位に沈んだ木股与司夫は、
木股米夫元県議の長男で、過去2回は、
岐阜県議会議員選挙に挑戦。
県議選では、いずれも敗れたが、
平成27(2015)年は5695票を、
平成31/令和元(2019)年は
3868票を集めており、本人いわく、
「これまで自分を支援してくれた人たちに、
少しでも恩返しがしたい」と、
市議選へのくら替えを決めた。
しかし、結果は514票。
地元の肥田町では、同じく新人の木股英明が、
1700票で、堂々4位に入っており、
地元票の取りまとめに、失敗したとみられる。
「県議選と市議選は別物」ということを、
示す形で終わった。

《参考》
◎市町村議会の議員
【法定得票数=有効得票総数÷議員定数÷4】
有効得票総数を2万4511票とすると、
法定得票数は340・431票
(小数点第4位を四捨五入)。

◎市区議会議員選挙
【供託金没収点=有効得票総数÷議員定数÷10】
有効得票総数を2万4511票とすると、
供託金没収点は136・172票
(小数点第4位を四捨五入)。
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