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2023年05月29日 (12:20)

7年ぶりに観音様を御開帳【土岐津町の「陶元町憩の家」で】

平成29(2017)年以来、
7年ぶりとなる、
観世音菩薩の御開帳が、
本日、5月29日(月曜日)から、
土岐市土岐津町陶元地区の
「陶元町憩の家」で始まった。
6月4日(日曜日)まで。
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陶元(とうげん)地区の住民らでつくる、
御開帳奉讃会(長瀬紀行会長)などが主催。
本日は、廣福寺の河村一正住職をはじめ、
地元の高齢者ら約25人が集まり、
御開帳の法要(開扉式)を営んだ。
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観世音菩薩の両手(合掌)には、
5色の絹糸が掛けられ、絹糸の先には、
さらしなどが結ばれている。
地域住民が持ち寄った、
さらし・タオル・ハンカチなどをつなげ、
「善根綱」(ぜんのつな)をつくると、
各所に立てた竹ざおに引っ掛けながら、
陶元地区内に巡らせる。
これにより、観世音菩薩の功徳(くどく)が、
地区内に行き渡るという。
御開帳が終わると、つるしたさらしなどは、
住民が持ち帰り、腹帯や胴巻きなど、
身に着けるものに仕立てるとのこと。
なお、本日は雨天のため、
地区内への綱掛(つなかけ)は取りやめた。
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この観世音菩薩は、
「陶元町公民館」の敷地内に建っていた、
観音堂に祭ってあったが、陶元町公民館を、
平成6(1994)年に建て替えた際、
「陶元町憩の家」へ移した。
その際、観音像だけではなく、
観音堂の天井画も移設した。
陶元町憩の家には、観音像のほか、
役行者(えんのぎょうじゃ)や、
弘法大師も祭ってある。
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御開帳奉讃会の長瀬紀行会長(68歳)は、
「近年は新型コロナウイルス感染症が流行し、
大変な時代だった。
これから先7年は、
地元住民が健康で長生きできるように、
無病息災や安産などを祈願した。
今後も、先祖代々からの観音様を、
地域で大事に守っていきたい」と語った。
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ちなみに、次回の御開帳は、
令和11(2029)年に行われる。
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