東濃ニュース　土岐市・瑞浪市版

瑞浪市は「令和５（２０２３）年度・
瑞浪市職員災害対応訓練」を、瑞浪市役所本庁舎と、
瑞浪市内４カ所のコミュニティーセンターで行った。
訓練には、水野光二市長をはじめ、
瑞浪市職員、約８０人が参加した。

【注意】写真に写っている災害状況などは、
訓練に伴う『フィクション』です。

全国同様、瑞浪市においても、
令和２年７月豪雨など、
近年は大雨による災害が発生。
市職員の災害対応能力を向上させるため、
被害情報の収集・整理・分析・
対応協議などに取り組む訓練を実施した。


過去、瑞浪市職員災害対応訓練
（災害対策本部設置・運営訓練）は、
平成２４（２０１２）年・平成２５（２０１３）年・
平成２６（２０１４）年・平成２８（２０１６）年・
令和２（２０２０）年・令和４（２０２２）年に開催。
令和３（２０２１）年は、
新型コロナウイルス感染症対策のため、
２度の延期の末、中止にした。
７回目の今回は、前回・前々回と同様、
巨大地震ではなく、風水害（豪雨災害）を想定した。
なお、コロナ禍の収束状況を踏まえ、
前回よりも３０人ほど、参加者を増やした。


訓練では、大雨により、
土砂災害警戒情報が発表されたとし、
「第１非常体制」における対応方法を確認。
民生部・経済部・建設部など、
部（班）ごとに分かれ、
被害情報の収集・整理・分析のほか、
部同士間の情報共有にも努めた。
コミュニティーセンターなど、関係機関以外にも、
別室にいる市職員が、被災した『市民役』となり、
災害対策本部に通報。
災害対策本部の市職員らは、
パニック状態を演じる『市民役』から、
被災場所・被災状況などを、丹念に聴き取った。


重要な案件については、「危機管理室」に伝達。
危機管理室では、各部（班）から寄せられた情報を、
「情報提供」・「未対応」・「対応中」・
「対応済み」の４項目に仕分けるなど、
情報のトリアージを図った。