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2023年06月06日 (15:25)

アーグネス・フスさん(長野県)がTOKI織部大賞に【第15回現代茶陶展】

土岐市・土岐市教育委員会・
(公財)土岐市文化振興事業団は、
「土岐市織部の日記念事業・第15回現代茶陶展
中日新聞社共催)の審査結果を発表した。
web-P1020861.jpg
現代茶陶展の「第1回展」は、
土岐市制40周年を記念し、
平成7(1995)年に開催。
以後5年ごとに開いていたが、当時、
審査員長を務めていた故・林屋晴三氏の助言を受け、
平成24(2012)年の「第5回展」からは、
ほぼ毎年開催している。

令和2(2020)年は「第13回展」を開催。
本来、「第14回展」は、
令和3(2021)年に開催する予定だったが、
新型コロナウイルス感染症対策のため、
令和4(2022)年に延期した。
また当初は、2月に審査会を、
5月に展示会を開いてきたが、
令和4(2022)年からは、
同じ年度に行うことにした。

最高賞の「TOKI織部大賞」(賞金50万円)には、
アーグネス・フスさん
(長野県千曲市・61歳・あーぐねすふす)の
「波紋」(はもん)が選ばれた。
web01大賞247
また、「TOKI織部優秀賞」(賞金10万円)には、
清水剛さん
(兵庫県丹波篠山市・47歳・しみずたけし)の
「刻紋金彩香炉」(こくもんきんさいこうろ)、
web02優秀賞①189
村尾一哉さん
(香川県高松市・46歳・むらおかずや)の
「砲金ノ花器」(ほうきんのかき)、
web03優秀賞②15
河端彩谷さん
(岐阜県瑞浪市・57歳・かわばたせいや)の
「米色瓷茶入」(べいしょくじちゃいれ)が、
web04優秀賞③100
それぞれ選ばれた。

応募点数は271点(前回は310点)で、
応募実人数は206人(前回は236人)。
全国33都道府県から応募があった
(海外からの出品は無し)。
応募者のうち、
最年少は25歳《平成10(1998)年生まれ》で、
最高齢は90歳《昭和8(1933)年生まれ》だった。

審査は、榎本徹(荒川豊蔵資料館特別顧問)、
鈴木藏(重要無形文化財「志野」保持者)、
赤沼多佳(茶道美術研究家)、
伊藤嘉章(愛知県陶磁美術館総長)の4氏が務めた
《審査員長は榎本徹さん(えのもととおる)》。

今回の大賞作品の分類は「花入れ・花器」。
ちなみに、過去14回の「TOKI織部大賞」には、
水指が10回、香合が1回、向付が1回、
茶碗が1回、花入れ・花器が1回、選ばれている。

「TOKI織部奨励賞」(賞金5万円)は次の皆さん。
◎黒岩達大
(岐阜県可児市・52歳・くろいわたつひろ)
「氷瓷水指」(ひょうじみずさし)
web05奨励賞①251
◎渡辺国夫
(山梨県南都留郡山中湖村・55歳・わたなべくにお)
「積奏彩茶器」(せきそうさいちゃき)
web06奨励賞②176
◎髙原凖次
(奈良県香芝市・78歳・たかはらじゅんじ)
「水指『春待つ』」(みずさし・はるまつ)
web07奨励賞③182
◎織田阿奴
(滋賀県甲賀市・76歳・おだあど)
「金銀彩四角陶筥」(きんぎんさいしかくとうばこ)
web08奨励賞④157
◎鈴木圭太
(千葉県松戸市・37歳・すずきけいた)
「青彩泥碗」(せいさいでいわん)
web09奨励賞⑤126
なお、入賞9点と入選60点を並べた「展示会」を、
8月5日(土曜日)から8月13日(日曜日)まで、
セラトピア土岐の小ホール
(土岐市土岐津町高山)で開く。

問い合わせは、(公財)土岐市文化振興事業団
(TEL0572─55─5711)まで。

【写真提供=土岐市】
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