2023年07月03日 (16:09)

土岐紅陵高校の生徒が加藤保幸さんの窯でまき割り体験

日展会友の陶芸家、加藤保幸さん
(土岐市下石町・80歳・やすゆき)は、
岐阜県立土岐紅陵高等学校
(土岐市下石町・相川長徳校長)の生徒に、
作陶指導を行っている。
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陶芸の授業を選択している2・3年生計47人が、
本日、7月3日(月曜日)と、
明日、7月4日(火曜日)に分かれて、
加藤保幸さんの穴窯「玄保庵窯」で、
まき割り体験をする。
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加藤保幸さんの穴窯は、
陶芸ギャラリー&茶せんラテの店「玄保庵
(下石町・げんぽあん)の敷地内にあり、
平成22(2010)年2月7日に、
初めての焼成を実施。
窯の容積は約1・8立方メートルで、
年1回、焼成を行っている。
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加藤保幸さんは、
地元の芸術家らを学校へ派遣する、
文化庁の「文化芸術による子供育成総合事業
(芸術家の派遣事業)」の一環として、
平成21(2009)年から、
土岐紅陵高校の生徒に、陶芸を教えている。
本年度の作陶指導は、まだ実施していないが、
穴窯の構造や焼成の準備の仕方なども教えようと、
生徒を招いた。
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穴窯「玄保庵窯」の焼成には、
瑞浪市日吉町産のアカマツ450束をくべる。
生徒らは電動のまき割り機を体験。
代表の生徒が、手おので割ろうとしたが、
なかなかうまく割れなかった。
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加藤保幸さんは、
「キャンプ用のまきも、割った状態で販売しており、
まき割り体験をする機会は、なかなか無いと思う。
陶芸は作陶したら終わりではない。
窯の温度によって、まきの太さを変える必要がある。
窯詰めや火入れ、窯焚きなども体験してもらい、
完成した作品を、玄保庵で展示できたら、
うれしい」と語った。
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