2023年08月05日 (00:01)

ウクライナの若手柔道選手が瑞浪修徳館の道場生らを熱血指導

ウクライナ人のジュニア柔道選手、
オレクシイ・ボルディリエフさん
(18歳・Oleksii Boldyriev)が、
昨日、8月4日(金曜日)に、
瑞浪市立瑞浪中学校(瑞浪市土岐町)の
柔道場(体育館の2階)を訪問。
柔道教室「瑞浪修徳館」で学んでいる、
小学生や中学生らに、自分の思いを伝えたり、
稽古(けいこ)の相手を務めたりした。
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瑞浪修徳館の出身で、
公益財団法人全日本柔道連盟
男子ジュニアヘッドコーチ(U20)を務める、
各務耕司さん(瑞浪市明賀台・46歳・
かかむこうじ)が、今年の6月に、
チェコのプラハで開かれた柔道の国際大会で、
ボルディリエフ選手と知り合った。
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ボルディリエフ選手は令和4(2022)年8月に、
ボスニア・ヘルツェゴビナのサラエボで開かれた、
17歳以下の世界大会「世界カデ柔道選手権大会」
World Cadet Championships 2022)に出場。
男子90キロ級(U90)で、3位に入り、
若手有望株として、将来が期待されている。
現在、柔道の武者修行のために来日しており、
この機会に、柔道に取り組む瑞浪市の子供たちに、
大会や試合における勝ち負け以外のことについても、
ボルディリエフ選手から学んでもらおうと、
各務耕司さんが招いた。
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ボルディリエフ選手は、
「柔道を始めたのは4年前だが、
11年前から、サンボ
(柔道に似たロシアの格闘技)をやっている。
現在は、スロベニアに招待され、
柔道のトレーニングに励んでいる」と述べ、
「わたしの友達は、ロシアとの戦争で、
父親を亡くしたが、それでも柔道を続けている。
亡き父が彼を見守っているから、彼自身も、
強い心と高いモチベーションを持って、
柔道に取り組めているのだと思う。
ウクライナは戦争でひどい状況になっているが、
それでも夢をあきらめるべきではない。
日本の皆さんも、たとえ困難な状況に陥っても、
自分の夢を信じて、進んでいこう。
そのためにも、自分のことを助けてくれる人に、
感謝の心を持ち続けよう」と語った。
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