広告表示


2023年10月08日 (23:20)

雨の中で流鏑馬400年祭【参道を人馬一体で駆ける】

八幡神社(黒田正直宮司)と、
土岐市流鏑馬行事保存会(渡辺慶信会長)は、
土岐市指定無形文化財の
「流鏑馬」(やぶさめ)神事を、
八幡神社(土岐市妻木町)に奉納した。
あいにくの雨天に見舞われたが、人馬一体、
少年騎手らは勇ましく馬を走らせた。
web01-toki-yabusame-400-2023-EPSON024.jpg
八幡神社の流鏑馬は、
江戸時代初期の元和9(1623)年に、
妻木の領主だった妻木雅楽助家頼
(旗本7500石)が旅所を造営し、馬1頭を、
八幡神社に寄進したことが始まりとされる。
今年、令和5(2023)年は、
400年の節目の年に当たるため、
「流鏑馬四〇〇年祭」と銘打った。
web02-toki-yabusame-400-2023-EPSON026.jpg
明治3(1870)年を最後に、
流鏑馬は廃絶したが、
明治14(1881)年に再興。
明治14(1881)年の再開以降、
矢を射らない、弓を引くだけの流鏑馬
(弓取り式)を行ってきたが、
平成30(2018)年からは、
矢を上空へ放つようになり、
さらに令和2(2020)年からは、的を設置し、
馬を静止させた状態だけではなく、
走らせた状態からの騎射も行うようになった。
そのため、令和4(2022)年から、
「馬上射芸」を正式に復活させた。
01-DSC00614.jpg02-DSC00615.jpg
平成30(2018)年に、
サラブレッドから木曽馬に変更。
今年の馬は9頭で、
土岐市流鏑馬行事保存会が飼育している
木曽馬「新一」と、木曽馬の里木曽馬乗馬センター
(長野県木曽郡木曽町)が所有する木曽馬7頭、
三国ウエスト農場(愛知県瀬戸市)が所有する
道産子(北海道和種)「松風」1頭に騎乗した。
03-DSC00616.jpg04-DSC00617.jpg
流鏑馬の少年騎手(乗り子)と、
お神楽の巫女(みこ)は、
土岐市立妻木小学校の5・6年生が務めた。
馬を走らせながら矢を放つ「馬上射芸」は、
流鏑馬保存会指導部の中学生1人と、
高校生4人の合計5人が披露した。

下の動画は「流鏑馬神事」を撮影。
このページへチップを贈る
カテゴリ : 動画&特集記事のURL
プロフィール

株式会社東濃ニュース

Author:株式会社東濃ニュース
岐阜県の東濃地方にある土岐市と瑞浪市のニュースを配信。
ホームページはこちらです!

カテゴリ
月別アーカイブ
検索フォーム
広告表示



広告表示