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2023年10月22日 (17:42)

子供と人形が式三番叟を共演【第17回「半原文楽の日」】

岐阜県重要無形民俗文化財
《指定=昭和33(1958)年》
「半原操り人形浄瑠璃」(半原文楽)が、
瑞浪市日吉町の半原公民館
(文楽館)で上演された。
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半原操り人形浄瑠璃(半原文楽)は、
日吉町の半原区(渡邉茂春区長)が主催。
40歳から81歳までの区民ら25人でつくる、
半原操り人形浄瑠璃保存会
(安藤午一会長・69歳)のメンバーが演じた。
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半原区では、10月の第4日曜日を、
「半原文楽の日」として定めており、
文楽館で毎年、定期公演を行っている。
平成31/令和元(2019)年に、
第16回の公演を催したが、
令和2(2020)年・令和3(2021)年・
令和4(2022)年の3年間は、
新型コロナウイルス感染症対策のため、中止。
今年、令和5(2023)年は、
第17回として、4年ぶりに開催した。
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17回目の今回は、
「式三番叟」(しきさんばそう)・
「傾城阿波の鳴門・八段目・
順禮歌の段(順礼歌の段)」・
「絵本太功記・十段目・尼ヶ崎の段」の
3演目を披露した。
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「式三番叟」では、半原区に住む、
瑞浪市立日吉小学校の児童4人
(5年生1人・4年生1人・
2年生1人・1年生1人)が出演。
人形の動きをまねた「子供素踊り」を披露した。
子供素踊りは、将来の人形遣いを育成したり、
古里の思い出をつくったりするためのもの。
4人の小学生は、
式三番叟の「翁」(おきな)と一緒に、
愛らしい「素踊り」を演じた。
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また、半原操り人形浄瑠璃保存会は、
「傾城阿波の鳴門・順礼歌の段」を、
初めて上演した。
人形1体につき、「主遣い」・「左遣い」・
「足遣い」の3人で、巧みに操った。
三位一体の妙に、詰め掛けた約80人の観客は、
拍手を送ったり、おひねりを投げたりした。
下の動画は「式三番叟」を収録。
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