2023年10月28日 (19:00)
伊村徳子さんの回顧展「伝統とモダン」【40点を瑞浪市陶磁資料館で】
特別展「伝統とモダン 伊村徳子回顧展」が、
本日、10月28日(土曜日)から、
瑞浪市陶磁資料館(明世町山野内)で始まった。
開会式には、勝康弘副市長らが出席。
伊村徳子さんの足跡を振り返った。






瑞浪市無形文化財「陶人形」技術保持者だった、
陶芸家の故・伊村徳子さん
(1935─2022・享年86歳・
いむらとくこ・徳は異体字「德」)は大阪府の出身。
金沢美術工芸大学の美術科(油絵専攻)を卒業後、
夫で陶芸家の故・伊村彰介さん
(1935─2009・
瑞浪市無形文化財「織部」技術保持者)とともに、
美濃(土岐市泉町)へ移住した。
その後、昭和46(1971)年に、
瑞浪市日吉町白倉に「白倉窯」を構えた。
平成24(2012)年2月29日に、
瑞浪市無形文化財(工芸技術)
「陶人形」(とうにんぎょう)
技術保持者に認定された。






今展は瑞浪市制70周年記念事業の一環。
会場では、陶人形をはじめ、オブジェや、
抹茶茶わん、花入れなど、40点の作品を、
「伝統」と「モダン」に分けて、展示している。
徳子さんの長男で、陶芸家の伊村俊見さん
(瑞浪市日吉町・62歳・いむらとしみ)は、
「母は、絵画の分野から入ったので、
従来の陶芸家とは、スタンスが違っていた。
父が、伝統的な作品を制作していたため、
同じ作風になることを避けていたし、
当時の陶芸界は、男性社会だったこともあり、
さまざまな制約を受けていたと思う。
ただ、そのことが逆に、
焼きもののセオリーへのこだわりが少なくなり、
多彩な作品を生み出せたのではないか」と語った。



会期は来年、令和6(2024)年
1月14日(日曜日)まで。
問い合わせは、瑞浪市陶磁資料館
(TEL0572─67─2506)まで。



本日、10月28日(土曜日)から、
瑞浪市陶磁資料館(明世町山野内)で始まった。
開会式には、勝康弘副市長らが出席。
伊村徳子さんの足跡を振り返った。






瑞浪市無形文化財「陶人形」技術保持者だった、
陶芸家の故・伊村徳子さん
(1935─2022・享年86歳・
いむらとくこ・徳は異体字「德」)は大阪府の出身。
金沢美術工芸大学の美術科(油絵専攻)を卒業後、
夫で陶芸家の故・伊村彰介さん
(1935─2009・
瑞浪市無形文化財「織部」技術保持者)とともに、
美濃(土岐市泉町)へ移住した。
その後、昭和46(1971)年に、
瑞浪市日吉町白倉に「白倉窯」を構えた。
平成24(2012)年2月29日に、
瑞浪市無形文化財(工芸技術)
「陶人形」(とうにんぎょう)
技術保持者に認定された。






今展は瑞浪市制70周年記念事業の一環。
会場では、陶人形をはじめ、オブジェや、
抹茶茶わん、花入れなど、40点の作品を、
「伝統」と「モダン」に分けて、展示している。
徳子さんの長男で、陶芸家の伊村俊見さん
(瑞浪市日吉町・62歳・いむらとしみ)は、
「母は、絵画の分野から入ったので、
従来の陶芸家とは、スタンスが違っていた。
父が、伝統的な作品を制作していたため、
同じ作風になることを避けていたし、
当時の陶芸界は、男性社会だったこともあり、
さまざまな制約を受けていたと思う。
ただ、そのことが逆に、
焼きもののセオリーへのこだわりが少なくなり、
多彩な作品を生み出せたのではないか」と語った。



会期は来年、令和6(2024)年
1月14日(日曜日)まで。
問い合わせは、瑞浪市陶磁資料館
(TEL0572─67─2506)まで。



