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2023年11月20日 (22:27)

立て坑の埋め戻し面が沈下【瑞浪超深地層研究所の跡地】

国立研究開発法人日本原子力研究開発機構の
東濃地科学センター(笹尾英嗣所長)は、
旧・瑞浪超深地層研究所(瑞浪市明世町山野内)の
「主立坑」と「換気立坑」において、
埋め戻し面の沈下が確認されたと、発表した。

瑞浪市の市有地にあった瑞浪超深地層研究所では、
原子力発電で発生する高レベル放射性廃棄物を、
安全に地層処分するための「地層科学研究」
(基盤的な研究開発)を実施。
地下に研究坑道を掘削し、平成23(2011)年には、
主立坑・換気立坑ともに深度500メートルに到達した。
坑道での研究が終了したため、埋め戻し工事に着手。
主立坑は令和3(2021)年11月18日に、
換気立坑は令和3(2021)年12月2日に、
それぞれ完了した(坑道の全体積は、
約3万6000立方メートル)。
※下の画像は発表資料より抜粋。
web-jaea-gifu-tono-2023-11-20.jpg
沈下の概要は下記の通り。
【沈下の発生日】
令和5(2023)年11月6日(月曜日)~

【沈下の発生場所】
東濃地科学センター瑞浪用地
(岐阜県瑞浪市明世町山野内地内)

【沈下量】
《令和5(2023)年
11月20日(月曜日)時点》
◆主立坑
埋め戻し面から累計12・7メートル。
◆換気立坑
埋め戻し面から累計26・8メートル。

【今後の対応】
①沈下量の計測を継続する。
②沈下した箇所については、今後、
近隣住民に説明を行った上で、
埋め戻し材(山砂)を充てんする。

下の動画は参考資料。
平成26(2014)年2月25日に撮影。
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