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2023年12月13日 (15:36)

土岐市立総合病院で医療事故【損害賠償額は3000万円】

土岐市は、土岐市立総合病院
(土岐市土岐津町土岐口)において、
平成28(2016)年6月に、
医療事故が発生したと、本日発表した。
係争中の事案だったためで、
患者の遺族(原告)に対して、
3000万円を支払うことで、
和解をする方針に合意した。
なお、現在の土岐市立総合病院は、
指定管理者制度を導入しているが、
当該事案は、市の直営時代に発生したもの。

【概要】
◆平成28(2016)年6月2日
土岐市立総合病院の医師が、
患者(恵那市在住・女性・当時64歳)に対し、
肝生検(かんせいけん)
「針生検」(はりせいけん)を実施。

◆検査後、約10時間が経過。
患者は検査後、予定通り入院していたが、
血圧が急激に低下し、容体が悪化。
夜間で、担当医は不在だったため、
当直医が対応した。
腹部CT検査において、肝出血が認められたため、
輸液・輸血および心肺蘇生(そせい)を実施。
止血をした上で、6月3日に、
患者を高度医療機関へ転送した。

◆平成28(2016)年6月4日
患者が亡くなる。

◆平成30(2018)年4月24日
患者の遺族(原告)が、土岐市を被告として、
患者の死亡に伴う損害賠償を請求する訴訟を、
名古屋地裁に提訴。
①肝生検の実施に関する過失。
②肝生検後の出血に対する、
救命措置の遅れに関する過失。
を主張した。

◆裁判所の見解
①については、過失があったとは考えがたい。
②については、より早期に救命処置を実施すれば、
患者の救命に至った可能性は否定できない。
以上の点から、
回復見込みの程度等を考慮すると、
逸失利益を除く、死亡慰謝料相当額で、
和解することが相当であるとし、
令和5(2023)年9月26日に、
当事者に対して、和解を勧試(かんし)した。

◆協議の結果
協議の結果、土岐市は原告に対し、
和解金として、3000万円を支払うことで、
裁判上の和解をする方針に合意した。
和解金については、
公益社団法人全国自治体病院協議会
保険で支払う。
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