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2023年12月15日 (12:19)

奈良時代の瓦窯跡「隠居山須恵器窯跡」を発見【17日(日)に現地説明会】

東濃5市では初となる、奈良時代の瓦窯跡が、
土岐市立泉西小学校(土岐市泉町久尻)の
敷地内で見付かった。
土岐市教育委員会文化スポーツ課と、
公益財団法人土岐市文化振興事業団は、
12月17日(日曜日)に、
「発掘調査現地説明会」を開く。
雨天中止(小雨の場合でも、
遺跡を保護するため、中止にする)。
開始時間は午後1時で、事前申込は不要。
問い合わせは、土岐市美濃陶磁歴史館
(TEL0572─55─1245)まで。
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窯跡の場所は、泉西小学校
グラウンドのそばにある雑木林で、
名称は「隠居山須恵器窯跡」
(いんきょやますえきかまあと)。
この窯跡周辺からは、
飛鳥時代と奈良時代の2時期の採集品
(陶片など)が見付かっていたが、
これまで発掘調査が行われておらず、
詳細は不明だった。
今年、令和5(2023)年10月に、
発掘調査を実施したところ、
飛鳥時代の窯跡は見付からなかったが、
奈良時代の窯跡を非常に良好な状態で発見した。
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隠居山須恵器窯跡の大きさは、
縦が約4メートルで、幅は約1・2メートル。
出土した瓦の種類は、軒瓦は1点のみで、
ほとんどが平瓦と丸瓦。
瓦は当時、主に寺院にしか用いられなかったため、
土岐市またはその近郊に、未知の古代寺院が、
存在していたことを示しているという。
窯の構造は、一般的な穴窯ではなく、
6段ほどの階段状になっている。
瓦を詰め込みやすくするためのもので、
階段状の窯構造は珍しいとのこと。
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諸説あり、今後、さらなる研究が待たれるが、
隠居山須恵器窯跡では、
7世紀末から8世紀初頭までは瓦を焼き、
その後一時中断。
8世紀中ごろに、今度は須恵器を焼くため、
再開したとみられる。
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【写真提供=土岐市教育委員会】
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