アマゾン-工具


2014年09月17日 (19:55)

【美濃源氏フォーラム】多治見市で「式正織部流」の“特別茶会”

美濃源氏フォーラム(理事長=井澤康樹瑞浪市議)は、
多治見市東町のセラミックパークMINO内の茶室で、
「式正(しきせい)織部流」の“特別茶会”を開いた。
01DSC_9055.jpg02DSC_9042.jpg03DSC_9047.jpg
04DSC_9052.jpg05DSC_8968.jpg06DSC_8981.jpg
美濃源氏フォーラムの
式正織部流部会(水野幸爾部会長)は、
今年の5月から、土岐市のセラトピア土岐で、
茶道教室「式正織部流桔梗会岐阜教室」を、
開講している。
茶道教室については、「過去記事」を参照。

07DSC_8969.jpg08DSC_8974.jpg09DSC_8976.jpg
10DSC_8979.jpg11DSC_8984.jpg12DSC_8985.jpg
今回の特別茶会は、
現在、岐阜県現代陶芸美術館で開催中の、
「古田織部四〇〇年忌・大織部展」に合わせたもの。
茶会の亭主は、茶道教室の生徒でもある、
多治見商工会議所の牛込進会頭が務めた。
お点前の披露や、茶道具・作法の説明などは、
宗家「織部桔梗会」の秋元瑞燕会長(ずいえん)や、
松本瑞勝理事のほか、弟子一門らが協力した。
13DSC_8988.jpg14DSC_8995.jpg15DSC_8998.jpg
16DSC_9001.jpg17DSC_9004.jpg18DSC_9015.jpg
茶室には、弓と25本の矢でできている、
「弓箭台子(きゅうせんだいす)」を設置。
弓箭台子は、織部桔梗会が受け継ぐ大切な茶道具で、
土岐市では、過去に1度あるものの、
多治見市内の茶会で、使われたのは初めて。
また、門外不出とされる宗家の茶道具、
「古瀬戸の茶入(ちゃいれ)」、
「風炉釜(ふろがま)」、「皆具(かいぐ)」を、特別に使用。
床の間には、武将茶人・古田織部の肖像画をつるした。
19DSC_9019.jpg20DSC_9020.jpg21DSC_9026.jpg
茶会は、3席開かれ、初席には、
土岐商工会議所の玉樹成三会頭や、
東濃信用金庫の市原好二理事長らを招いた。
参加者らは、古田織部の師匠、
千利休が考案した、侘び茶とは異なる作法に、
驚いたり、戸惑ったりしながらも、「濃茶」を堪能した。
22DSC_9032.jpg23DSC_9038.jpg24DSC_9041.jpg
玉樹会頭は、
「式正織部流のお茶をいただいたのは、初めて。
古田織部については、その人物像や、
茶道具の特徴を、知っているつもりだったが、
豪快な沓形の茶わんではなく、
端正な夏茶わんが出て来たので、非常に驚いた。
千利休の茶道とは全く違う、
武家を意識した作法に、武将としての古田織部を、
より強く感じることができた」と語った。
このページへチップを贈る
プロフィール

株式会社東濃ニュース

Author:株式会社東濃ニュース
岐阜県の東濃地方にある土岐市と瑞浪市のニュースを配信。
ホームページはこちらです!

カテゴリ
月別アーカイブ
検索フォーム