2015年08月25日 (19:08)

核融合科学研究所が「質問書」に回答【火災発生について】

核融合科学研究所
(土岐市下石町、竹入康彦所長)は、
「多治見を放射能から守ろう!市民の会」
(井上敏夫代表)などが提出した、
質問書に対して、回答したと、発表した。

質問内容は、核融合科学研究所で発生した、
火災について」で、全8項目。
質問書は、
平成27(2015)年8月10日付で、
提出された。
回答は、
平成27(2015)年8月25日付。

質問と回答の概要は、次の通り。

【質問①】
「TIG溶接」は、
火花が全く出ないのか、出ることもあるのか。

【回答①】
ほとんど火花は出ない。
まれに飛ぶこともあるが、小さいため、
30センチほど飛ぶと、すぐに温度が下がる。
ちなみに、今回の作業では、
防炎の養生シートを、周囲に施していた。

【質問②】
溶接作業工事に関する、
契約文書一式のコピーがほしい。

【回答②】
法人文書なので、情報公開の手続きが必要。

【質問③】
工事は、入札か、随意契約か。

【回答③】
随意契約。

【質問④】
別室で保管している、
放射性物質の種類・保有量・用途は。

【回答④】
放射線障害防止法の規制対象外である、
微量の密封された、「放射性同位元素」
(Na-22、Fe-55、Co-60など)
を複数個。
また、表示付認証機器使用届けが必要な
「密封放射性同位元素」(Cf-252)
を1個、保管している。
これらは、プラズマ計測および環境計測で使う、
放射線測定器の動作確認のために、使用する。
大学・研究所・病院・企業などでも、
使用されているもの。

【質問⑤】
溶接作業現場に、核融合科学研究所の
安全監視委員は、配置されていたか。

【回答⑤】
担当の職員2人が、溶接現場付近にいたが、
安全監視員ではない。
工事は、「請負」のため、
現場の安全監視は、請負業者が行うもの。

【質問⑥】
核融合科学研究所のホームページに掲載した、
おわび」の中に、
放射能漏れについて、説明がない理由は。

【回答⑥】
回答④で示した、
微弱な放射性同位元素の保管庫は、
火災が発生した場所と、大きく離れており、
放射能漏れの可能性が、全くなかったから。

【質問⑦】
事故について、地元の町内会への説明がない。
事故後の通報や、原因・経過説明などは、
どのようなマニュアルに基づき、行うのか。

【回答⑦】
事故の一報は、県・3市の担当部署に行った。
地元の町内会への連絡は、直接、
研究所からは、行っていない。
今回の事故については、今後、近隣地区
(土岐市下石町、多治見市滝呂町)に対して、
説明を行う予定。
説明会については、適宜行うため、
マニュアルはない。

【質問⑧】
今後の工事計画は、どのようなものか。
その際、安全管理は、どのように行うか。

【回答⑧】
研究所として、火災発生の調査を行い、
対応策を作成する。
その対応策を、工事計画に反映させ、
作業を行う際は、より一層の安全確保と、
事故防止に努める。
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