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2016年02月26日 (22:31)

重水素実験の開始予定は来年3月【核融研安全評価委員会】

核融合科学研究所
(土岐市下石町、竹入康彦所長)は、
大型ヘリカル装置(LHD)を使って、
「重水素実験」を行うため、準備・整備を進めている。
その安全性や、実験環境などを評価する、
「核融合科学研究所重水素実験安全評価委員会」
(委員長=片山幸士人間環境大学副学長・教授)が、
核融研で開かれた【写真は、頭撮りのみ】。
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同安全評価委員会は、放射線やトリチウム、
プラズマの専門家など、12人で構成。
オブザーバーとして、
岐阜県・多治見市・土岐市・瑞浪市の職員も、
同席した。
今回で、12回目の開催。
前回の第11回については、「過去記事」を参照。
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本日は、竹入康彦所長らが、
①核融合科学研究所で発生した、
火災事故」について。
②「大型ヘリカル装置における
重水素実験の安全管理計画」の実施状況について。
などを議題に、委員やオブザーバーに説明した。
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①については、
昨年、平成27(2015)年8月4日に、
核融研の大型ヘリカル実験棟内、
ヘリウム液化冷凍機室から、出火。
配管の溶接作業を行っていた、
請負業者の作業員のうち、
1人が死亡・1人が負傷する事故が、発生した。
竹入所長は、火災事故の概要や、
出火時の状況などについて、説明。
請負業者に対する対策と、
研究所が行う対策について、
それぞれ「再発防止対策」を、打ち出した。
また、災害発生時には、
「危機管理指揮本部」を設置し、
対処することにした。
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②については、
「機器の整備状況」、
「マニュアルの整備状況など」、
「重水素実験の実施手順について」、
以上、3つのテーマに分けて、説明。
大型ヘリカル装置(LHD)の重水素実験は、
9年間(前半6年・後半3年)で、終了するとし、
その後は、LHD装置の有効利用を目的とした、
「科学的研究計画」(ポストLHD計画)へ、
転換するとした。
重水素実験の開始に向けた、取り組みとしては、
◎トリチウム除去・回収装置の製造・設置が完了。
現在、試験調整運転を実施中。
◎高精度中性子計測システムなど、
放射線計測器の整備を終えた。
放射線総合監視システムについては、設計が完了。
平成28(2016)年度の前半に、整備する予定。
◎管理区域の整備、貫通口処理、排気・排水処理など、
施設整備については、一部を除き、ほぼ完了した。
ことなど、進捗(しんちょく)状況を、報告した。
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また、重水素実験を開始するまでの
スケジュール(予定表)も、示した。
来年、平成29(2017)年の3月に、
重水素実験を開始するとし、
最初は、「重水素ガスを用いた調整実験」
(設備の動作確認をするための予備実験)を実施。
施設検査を受けた後、来年3月の最終週から、
「重水素プラズマ実験」に、入る見込み。
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