2018年09月21日 (23:08)
ファエンツァ市派遣団が加藤市長に帰国報告【姉妹都市交流事業】
土岐市とファエンツァ市(イタリア)は、
来年、平成31(2019)年に、
姉妹都市提携40周年を迎える。
土岐市は、
ファエンツァ市からの要請を受けて、
土岐市の陶芸家6人と土岐市職員2人を、
ファエンツァ市へ派遣した。
帰国した派遣団が、土岐市役所を訪れ、
加藤靖也市長に、現地での様子を語った。






ファエンツァ市は、マジョリカなど、
世界的な陶産地として有名。
土岐市とファエンツァ市は、
同じ「陶磁器の街」という縁で、
昭和54(1979)年に、
姉妹都市提携を締結している。
※昭和54(1979)年は、
10月23日にファエンツァ市で、
11月22日に土岐市で、
それぞれ盟約式を開いた。
両市とも、人口は約5万8000人。






今回、派遣されたのは、
陶芸家の和田和文さん
(69歳・下石町・わだかずふみ・桂山窯)、

陶芸家の加藤三英さん
(50歳・下石町・かとうみつひで・大雲窯)、

陶芸家の林英樹さん
(44歳・駄知町・はやしひでき・鶴琳窯)、

陶芸家の木村元さん
(37歳・泉町・きむらはじめ・重山窯)、

陶芸家の尾木卓弥さん
(37歳・下石町・おぎたくや)、

陶芸家の川久保大輔さん
(33歳・妻木町・かわくぼだいすけ)、

加藤淳司副市長(62歳・かとうじゅんじ)、

土岐市職員(土岐市立陶磁器試験場)の
安江大さん(48歳・やすえおおき)の8人。

派遣団の一行は、
8月28日(火曜日)に出発し、
9月5日(水曜日)に帰国。
8月31日から9月2日まで、
ファエンツァ市で開かれた、
イタリア最大の陶磁器イベント、
「ARGILLA ITALIA 2018」
(アルジッラ=粘土)で、
土岐市をアピールするブースを出展した。
「アルジッラ・イタリア・2018」は、
2年に1度開かれるイベントで、今年で6回目。
土岐市が、アルジッラでPRするために、
派遣団を送ったのは、今回が初めて。






派遣団の一行は、
美術館や国際陶芸博物館(MIC)を見学したり、
ファエンツァ市のジョバンニ・マルペッツィ市長
(Giovanni Malpezzi)を表敬訪問したりした。
また、加藤三英さんと木村元さんは、
アルジッラの「ろくろ大会」に出場。
粘土や技術の違いを知ったという。

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派遣された陶芸家らは、
「陶工の技術レベルが、高いだけではなく、
焼きものに対する、熱量の高さも感じた」とか、
「粘土・技術の違いだけではなく、
日本人とイタリア人の感性の違いも分かった」、
「展示した美濃焼への反応は、良かった。
茶道など、文化と一緒に紹介すれば、
市場を開拓できるのではないか」、
「言葉が通じなくても、身ぶり手ぶりで伝わるが、
陶磁器の専門用語については、
イタリア語が分からないと、厳しい」などと、
振り返った。






【イタリアでの写真=土岐市提供】
来年、平成31(2019)年に、
姉妹都市提携40周年を迎える。
土岐市は、
ファエンツァ市からの要請を受けて、
土岐市の陶芸家6人と土岐市職員2人を、
ファエンツァ市へ派遣した。
帰国した派遣団が、土岐市役所を訪れ、
加藤靖也市長に、現地での様子を語った。






ファエンツァ市は、マジョリカなど、
世界的な陶産地として有名。
土岐市とファエンツァ市は、
同じ「陶磁器の街」という縁で、
昭和54(1979)年に、
姉妹都市提携を締結している。
※昭和54(1979)年は、
10月23日にファエンツァ市で、
11月22日に土岐市で、
それぞれ盟約式を開いた。
両市とも、人口は約5万8000人。






今回、派遣されたのは、
陶芸家の和田和文さん
(69歳・下石町・わだかずふみ・桂山窯)、

陶芸家の加藤三英さん
(50歳・下石町・かとうみつひで・大雲窯)、

陶芸家の林英樹さん
(44歳・駄知町・はやしひでき・鶴琳窯)、

陶芸家の木村元さん
(37歳・泉町・きむらはじめ・重山窯)、

陶芸家の尾木卓弥さん
(37歳・下石町・おぎたくや)、

陶芸家の川久保大輔さん
(33歳・妻木町・かわくぼだいすけ)、

加藤淳司副市長(62歳・かとうじゅんじ)、

土岐市職員(土岐市立陶磁器試験場)の
安江大さん(48歳・やすえおおき)の8人。

派遣団の一行は、
8月28日(火曜日)に出発し、
9月5日(水曜日)に帰国。
8月31日から9月2日まで、
ファエンツァ市で開かれた、
イタリア最大の陶磁器イベント、
「ARGILLA ITALIA 2018」
(アルジッラ=粘土)で、
土岐市をアピールするブースを出展した。
「アルジッラ・イタリア・2018」は、
2年に1度開かれるイベントで、今年で6回目。
土岐市が、アルジッラでPRするために、
派遣団を送ったのは、今回が初めて。






派遣団の一行は、
美術館や国際陶芸博物館(MIC)を見学したり、
ファエンツァ市のジョバンニ・マルペッツィ市長
(Giovanni Malpezzi)を表敬訪問したりした。
また、加藤三英さんと木村元さんは、
アルジッラの「ろくろ大会」に出場。
粘土や技術の違いを知ったという。

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派遣された陶芸家らは、
「陶工の技術レベルが、高いだけではなく、
焼きものに対する、熱量の高さも感じた」とか、
「粘土・技術の違いだけではなく、
日本人とイタリア人の感性の違いも分かった」、
「展示した美濃焼への反応は、良かった。
茶道など、文化と一緒に紹介すれば、
市場を開拓できるのではないか」、
「言葉が通じなくても、身ぶり手ぶりで伝わるが、
陶磁器の専門用語については、
イタリア語が分からないと、厳しい」などと、
振り返った。






【イタリアでの写真=土岐市提供】
