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2018年10月28日 (16:30)

児童生徒の人形遣いに拍手喝さい【半原文楽の日で初披露】

岐阜県重要無形民俗文化財
(指定=昭和33《1958》年)
「半原操り人形浄瑠璃」(半原文楽)が、
瑞浪市日吉町の半原公民館(文楽館)で、
上演された。
今年は初めて、地元の小・中学生が、
「人形遣い」を務めた
過去には、発泡スチロールの人形を使って、
子供が演じたこともあるが、
今回は、実際に大人が扱う人形を使用した。
【子供文楽(子供浄瑠璃)の参考写真】
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※上の写真は、平成17(2005)年10月23日に撮影。
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※上の写真は、平成18(2006)年10月15日に撮影。
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半原操り人形浄瑠璃(半原文楽)は、
地元の半原区(長谷川伸弘区長)が主催し、
30~60歳代の区民ら、27人でつくる、
半原操り人形浄瑠璃保存会
(村瀬誠五会長・68歳)のメンバーが演じた。
半原区では、10月の第4日曜日を、
「半原文楽の日」として、定めており、
毎年、定期公演を行っている。
15回目の今年は、
「式三番叟」(しきさんばそう)・
絵本太功記 十段目 尼崎の段」・
「壺坂霊験記・お里澤市山の段」の
3演目を披露した。
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子供が出演したのは「式三番叟」。
式三番叟は、通常、
「翁(おきな)」・「姫」・「若男」の
3体で演じるが、今回は「若男」を除き、
2体で上演した。
また、1体につき、
「主遣い」・「左遣い」・「足遣い」の
3人で演じるが、今回は、
「主遣い」を中学生が、
「左遣い」を小学生が、
「足遣い」を保存会の大人が務めた。
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半原区の子供は、大人になった時に、
優れた人形遣いになれるように、
式三番叟の人形の動きをまねた、
子供素踊り」に取り組んでいる。
そのため、実際に人形を使った練習は、
9月は2日、10月は4日の計6日間、
いずれも1時間程度だったにもかかわらず、
見事な腕前を見せた。
なお、今年は、子供たちが人形で、
式三番叟を披露したため、
「素踊り」の式三番叟は行わなかった。
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式三番叟に出演した児童生徒は、次の皆さん。
◆翁
【主遣い】土屋響己(日吉中学校1年生・ひびき)
【左遣い】土屋奏人(日吉小学校4年生・かなと)
※響己さんと奏人さんは兄弟。
◆姫
【主遣い】土屋蓮葵(日吉中学校2年生・れんき)
【左遣い】近藤颯政(日吉小学校4年生・そうせい)
※写真は、「絵本太功記 十段目 尼崎の段」を撮影。
式三番叟の様子は、「下の動画」を参照。
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