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2018年11月24日 (23:55)

だち歌舞伎研究会が駄知歌舞伎を復活【助六を駄知小で】

土岐市駄知町の「だち歌舞伎研究会」は、
土岐市立駄知小学校の体育館(駄知町)で、
「駄知歌舞伎公演」を行った。
400人以上の地元住民らが駆け付け、
おひねりを投げたり、拍手を送ったりした。
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だち歌舞伎研究会によると、
現在は無くなってしまったが、
駄知町には、芝居小屋・映画館として、
「陶栄座」(とうえいざ)があり、
昭和39(1964)年ごろまでは、
地歌舞伎が上演されていたという。
また、駄知町の神明神社や八王子神社には、
境内に、舞台が残されているという。
04DSC_2120_201811251026196a6.jpg05DSC_2127_20181125102620fba.jpg06DSC_2129_2018112510262409c.jpg
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だち歌舞伎研究会(遠山明良代表)は、
昭和31(1956)年生まれ、または、
昭和32(1957)年生まれでつくる同年会
「友輪会」(ゆうりんかい)のメンバーのうち、
有志が立ち上げた団体。
友輪会の一部メンバー17人は、
平成27(2015)年9月26日に、
美濃歌舞伎保存会(小栗榮輝会長)が主催した、
長月公演」(ながつき)に出演。
還暦の記念として、
瑞浪市日吉町の美濃歌舞伎博物館「相生座」で、
『揚巻助六縁江戸桜・三浦屋前』を演じた。
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駄知町でも上演し、地域の娯楽だった、
地歌舞伎を復活させようと、
当時の出演者らが中心となり、旗揚げした。
今年の4月から始動し、日本舞踊家で、
松川流二世家元の松川竜之介さん
(愛知県豊田市・たつのすけ)と、
相生座の小栗幸江館長から、指導を受けながら、
月2回、稽古(けいこ)を積んできた。
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長月公演には出演していなかったメンバーが、
新たに加わったほか、今回は、
駄知小学校の2年生4人と、
駄知中学校の1年生1人・2年生2人の
計7人(全員女子)も参加し、
芸者役や禿(かぶろ・かむろ)役として、
愛らしい演技を見せた。
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19DSC_2180.jpg20DSC_2189.jpg21DSC_2197.jpg
鬘(かつら)や小道具などは、
美濃歌舞伎保存会が協力。
花道は、陶器などを入れるコンテナ、
「サンテナ」約400個を積み上げ、
その上に、コンパネを敷いた。
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なお、歌舞伎公演の前座として、
岐阜大学の大学院生、
鵜飼家とまとさん(駄知町出身)が、
落語「親の顔」などを披露したほか、
NPO法人「太鼓喜楽」のメンバーが、
勇壮な演奏で、会場を盛り上げた。
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駄知歌舞伎公演の様子は、「下の動画」を参照。
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