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2019年03月12日 (11:43)

車止めポールの陶板を制作【セラテクノ土岐で第56回展】

土岐市立陶磁器試験場・セラテクノ土岐
(肥田町肥田・酒井博司場長)は、
本日、3月12日(火曜日)から、
同所(2階)の展示ロビー・ホールで、
「第56回展」を開催。
会期は、3月29日(金曜日)までで、
時間は、午前9時から午後5時まで。
入場無料で、会期中無休。
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セラテクノ土岐は、
昭和33(1958)年に開所。
同年に、第1回展示会を開き、
以後ほぼ毎年、研究成果を発表している。
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今年の主な見どころは、
①動かす器の提案
「動かさずにはいられない~Moving CUP~」と、
②JR土岐市駅前広場に設置する、
「車止めポールの陶板作成」。
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①動かさずにはいられない~Moving CUP~
茶筅(ちゃせん)やスプーンを使わずに、
お茶やコーヒーを攪拌(かくはん)しようと、
遊び心あるカップを提案。
独楽(こま)のようになっている「Rote Cup」、
底が鉢(ボウル)のようになっている「Spin Cup」、
揺り籠のようになっている「Swing Cup」の3種類で、
いずれも、器の内側が、凸状になっている。
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②車止めポールの陶板作成
土岐市は、駅前広場整備事業に伴い、
車止めポール(鉄製)を設置する。
車止めポールの天板で、
土岐市の魅力をPRしようと、
セラテクノ土岐が陶板を制作。
陶板の実物と制作過程を紹介している。
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04DSC_8901.jpg05DSC_8905.jpg06DSC_8907.jpg
ペットボトルなど、物を置かれないようにするため、
斜めにしたことで、楕円(だえん)になった。
陶製(土物)だけではなく、磁器製もあるほか、
釉薬によって、焼成後の収縮率が違うため、
ポールの口径に合わせるのに、注意を払った。
コンセプトによって、
①釉薬の色で表現「伝統の美濃焼」
②ストーリーで表現「美濃焼ができるまで」
③磁器で表現「私たちのまちと自然」
の3種類がある。
今年の5月ごろに設置する予定。
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10DSC_8925.jpg11DSC_8932.jpg12DSC_8799.jpg
そのほか、
◆乳濁釉での応用製品の開発
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◆伝習生の作品展示
伝習生(1年目)の2人、
藤田卓矢さんと鈴木健一さんが、
研修成果として、
計約80点の作品を展示。
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講習会の様子(パネル展示)
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美濃焼おかみ塾の活動紹介
といった、取り組みも発表している。
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問い合わせは、セラテクノ土岐
(TEL0572─59─8312)まで。
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