2020年04月02日 (16:53)
土岐橋の架け替え事業が本格始動【国の補助事業に採択】
瑞浪市土岐町を流れる土岐川に架かる、
土岐橋の架け替え事業(土岐川改修事業)が、
国の大規模特定河川事業に新規採択され、
「土岐川大規模特定河川事業」として、
補助金を受けられることになった。
本年度、令和2(2020)年度は、
国からの補助金、5500万円を受けて、
土岐橋架け替えの事業主体である岐阜県が、
用地買収に動き出す。






瑞浪市は既に、
土岐川右岸の「市道文化センター前線」について、
2車線への拡幅・歩道の設置に向けて取り組んでおり、
国や県のこの動きを歓迎。
水野光二市長は、記者会見を開き、
「県による用地買収に全面協力し、
地権者や関係者の理解を得ていきたい」と表明した。



土岐橋は、
瑞浪市が管理する橋梁(きょうりょう)で、
幅5・5メートルの車道橋に、
幅2・5メートルの歩道橋が併設されている。
車道部分は昭和5(1930)年に、
歩道部分は昭和46(1971)年に、
それぞれ竣工(しゅんこう)。
老朽化の進行だけではなく、
車道部分の橋脚が、6本と多い上、
桁下高(けたしただか)が低い構造になっており、
洪水時には、流水を阻害し、
浸水被害をもたらすことが、懸念されている。






瑞浪市は、10年ほど前から、
土岐橋の架け替えについて、
地元住民から要望を受けており、
国や県に働き掛けてきた。
国への要望活動を並行しながら、
県は土岐橋の「詳細設計」を、
市は市道改良の「詳細設計」を、
既に済ませており、
国の後押しを待つばかりだった。
今回、国の補助事業に採択されたことで、
総事業費約10億円の治水プロジェクトが、
本格的に始動する(工期は未定)。






瑞浪市によると、家屋補償の対象は3件で、
右岸側は2件、左岸側は1件。
土岐橋の架け替えの際は、車両は通行できないが、
仮設の「人道橋」(じんどうきょう)を架ける。
また、右岸側を1・3メートルかさ上げするため、
現在は「十字交差点」(十字路)になっているが、
「丁字交差点」(T字交差点)にする。
三差路になるため、益見方面と瑞浪駅方面、
双方からの直進ができなくなる。
そのため、車両の通行については、
瑞浪市が、市道住吉線を整備することで対応。
歩行者の通行については、岐阜県が、
スロープを新たに設けることで対応する。
【下の写真&資料=瑞浪市提供】



土岐橋の架け替え事業(土岐川改修事業)が、
国の大規模特定河川事業に新規採択され、
「土岐川大規模特定河川事業」として、
補助金を受けられることになった。
本年度、令和2(2020)年度は、
国からの補助金、5500万円を受けて、
土岐橋架け替えの事業主体である岐阜県が、
用地買収に動き出す。






瑞浪市は既に、
土岐川右岸の「市道文化センター前線」について、
2車線への拡幅・歩道の設置に向けて取り組んでおり、
国や県のこの動きを歓迎。
水野光二市長は、記者会見を開き、
「県による用地買収に全面協力し、
地権者や関係者の理解を得ていきたい」と表明した。



土岐橋は、
瑞浪市が管理する橋梁(きょうりょう)で、
幅5・5メートルの車道橋に、
幅2・5メートルの歩道橋が併設されている。
車道部分は昭和5(1930)年に、
歩道部分は昭和46(1971)年に、
それぞれ竣工(しゅんこう)。
老朽化の進行だけではなく、
車道部分の橋脚が、6本と多い上、
桁下高(けたしただか)が低い構造になっており、
洪水時には、流水を阻害し、
浸水被害をもたらすことが、懸念されている。






瑞浪市は、10年ほど前から、
土岐橋の架け替えについて、
地元住民から要望を受けており、
国や県に働き掛けてきた。
国への要望活動を並行しながら、
県は土岐橋の「詳細設計」を、
市は市道改良の「詳細設計」を、
既に済ませており、
国の後押しを待つばかりだった。
今回、国の補助事業に採択されたことで、
総事業費約10億円の治水プロジェクトが、
本格的に始動する(工期は未定)。






瑞浪市によると、家屋補償の対象は3件で、
右岸側は2件、左岸側は1件。
土岐橋の架け替えの際は、車両は通行できないが、
仮設の「人道橋」(じんどうきょう)を架ける。
また、右岸側を1・3メートルかさ上げするため、
現在は「十字交差点」(十字路)になっているが、
「丁字交差点」(T字交差点)にする。
三差路になるため、益見方面と瑞浪駅方面、
双方からの直進ができなくなる。
そのため、車両の通行については、
瑞浪市が、市道住吉線を整備することで対応。
歩行者の通行については、岐阜県が、
スロープを新たに設けることで対応する。
【下の写真&資料=瑞浪市提供】



