2020年07月12日 (17:35)
神明神社の大杉が倒れる【大湫町のシンボルを回顧】
瑞浪市大湫町のシンボルだった、
神明神社の御神木が倒れた。
大雨(令和2年7月豪雨)の影響によるもので、
地元の住民によると、7月11日(土曜日)
午後10時30分ごろに、起こったとのこと。






社殿の前にそびえていた大杉は、
樹齢推定1300年で、幹周11メートル。
昭和30(1955)年11月6日に、
瑞浪市の天然記念物に、
昭和31(1956)年6月22日に、
岐阜県の天然記念物に指定された。
天然記念物の指定時には、
60メートルあった樹高が、
平成20(2008)年代には、
47メートル程度に低くなった。






神明神社の大杉は、過去3回程度、
落雷被害を受けたことが分かっているが、
平成16(2004)年5月31日の落雷では、
樹冠部を損傷。
樹勢に影響(衰退)が現れたため、
市が調査を行ったところ、樹勢の衰退度が、
5段階のうち、軽い方から2番目だと、判明した。
【下の写真4枚は、平成25(2013)年に撮影】




そこで、大湫町コミュニティ推進協議会は、
平成24(2012)年9月25日から、
同年12月25日までを事業期間とする、
「大湫の大杉維持保存処置事業」を実施。
事業費は615万8250円で、
瑞浪市と岐阜県から、補助金を受けた。
殺菌処置作業や土壌改良作業などを行ったほか、
先端部分の危険な枯死枝を切除したため、
樹高は40メートルになった。




大湫町のシンボルが倒れたことについて、
大湫町区長会長の足立亘さんは、
「先送りせず、専門家を交えた検討会を、
早急に開いて、今後の方針を決めたい。
あまり細かく切らないようにしながら撤去し、
倒れた大杉を、何か生かす方法はないか、
みんなで話し合いたい」と語った。
【下の写真3枚は、平成26(2014)年に撮影】



【下の写真3枚は、平成27(2015)年に撮影】



ちなみに、地元住民らでつくる、
「大湫しめ縄づくりの会」は、毎年、
大杉用の巨大な注連縄(しめなわ)を制作。
神明神社の「秋の例大祭」を前に、
架け替え作業を行っていた。
【下の映像は、しめ縄の架け替えの様子。
平成22(2010)年9月25日に撮影】
神明神社の御神木が倒れた。
大雨(令和2年7月豪雨)の影響によるもので、
地元の住民によると、7月11日(土曜日)
午後10時30分ごろに、起こったとのこと。






社殿の前にそびえていた大杉は、
樹齢推定1300年で、幹周11メートル。
昭和30(1955)年11月6日に、
瑞浪市の天然記念物に、
昭和31(1956)年6月22日に、
岐阜県の天然記念物に指定された。
天然記念物の指定時には、
60メートルあった樹高が、
平成20(2008)年代には、
47メートル程度に低くなった。






神明神社の大杉は、過去3回程度、
落雷被害を受けたことが分かっているが、
平成16(2004)年5月31日の落雷では、
樹冠部を損傷。
樹勢に影響(衰退)が現れたため、
市が調査を行ったところ、樹勢の衰退度が、
5段階のうち、軽い方から2番目だと、判明した。
【下の写真4枚は、平成25(2013)年に撮影】




そこで、大湫町コミュニティ推進協議会は、
平成24(2012)年9月25日から、
同年12月25日までを事業期間とする、
「大湫の大杉維持保存処置事業」を実施。
事業費は615万8250円で、
瑞浪市と岐阜県から、補助金を受けた。
殺菌処置作業や土壌改良作業などを行ったほか、
先端部分の危険な枯死枝を切除したため、
樹高は40メートルになった。




大湫町のシンボルが倒れたことについて、
大湫町区長会長の足立亘さんは、
「先送りせず、専門家を交えた検討会を、
早急に開いて、今後の方針を決めたい。
あまり細かく切らないようにしながら撤去し、
倒れた大杉を、何か生かす方法はないか、
みんなで話し合いたい」と語った。
【下の写真3枚は、平成26(2014)年に撮影】



【下の写真3枚は、平成27(2015)年に撮影】



ちなみに、地元住民らでつくる、
「大湫しめ縄づくりの会」は、毎年、
大杉用の巨大な注連縄(しめなわ)を制作。
神明神社の「秋の例大祭」を前に、
架け替え作業を行っていた。
【下の映像は、しめ縄の架け替えの様子。
平成22(2010)年9月25日に撮影】
