2020年09月13日 (18:17)
小栗正男さんが作陶展「えがおいっぱいの食卓6」【ギャラリー翔】
陶芸家の小栗正男さん
(土岐市妻木平成町・75歳・まさお)による、
作陶展「えがおいっぱいの食卓6」が、
下石窯元館・ギャラリー翔
(土岐市下石町)で開かれている。
会期は9月27日(日曜日)まで。


小栗正男さんは、昭和37(1962)年に、
岐阜県陶磁器訓練校を修了すると、
多治見市にあった製陶所で、デザイナーとして勤務。
自分で形作りがしたいと、下石町に工房を借り、
29歳の時に独立した。
平成4(1992)年には、妻木平成町に、
「点窯」(てんよう)を築いた。
平成17(2005)年2月25日に、
美濃焼伝統工芸士の認定を受け、現在は、
美濃焼伝統工芸品協同組合の理事を務めている。
平成28(2016)年には、
「中部経済産業局長表彰」(美濃焼)を受賞した。


会場には、日常使いの器を中心に、
約80点を展示・販売。
小栗さんの長女が、
うさぎ年だったことから描き始めたという、
ウサギの染め付け作品をはじめ、
十二支がセットになっている「香合」や、
来年の干支(えと)丑(うし)年を先取り、
牛(ウシ)の置物(飾り物)などが並ぶ。


小栗正男さんは、
「食卓は、家族がだんらんする場所。
器を通して、和やかな雰囲気になってもらおうと、
『えがおの食卓』をテーマに展示を続けてきたが、
今年は少しでも世の中を明るくしようと、
『えがおいっぱいの食卓』に改め、
燭台(しょくだい)も並べた。
今後も、自分の作風・世界観を大切にしながら、
多様化する消費者ニーズを探っていきたい。
美濃焼業界が現状を打破するには、
陶芸に興味がある若者たちを、
美濃焼伝統工芸士にするなど、育成が大事。
また、将来のビジョンを示し、
ネットを活用するなど、
新たな販路開拓も必要」と語った。


土岐市下石町900─1/
開館時間は午前10時から午後4時まで/
休館日は月曜日。
ただし、21日(敬老の日)は開館/
TEL0572─57─3528/
(土岐市妻木平成町・75歳・まさお)による、
作陶展「えがおいっぱいの食卓6」が、
下石窯元館・ギャラリー翔
(土岐市下石町)で開かれている。
会期は9月27日(日曜日)まで。


小栗正男さんは、昭和37(1962)年に、
岐阜県陶磁器訓練校を修了すると、
多治見市にあった製陶所で、デザイナーとして勤務。
自分で形作りがしたいと、下石町に工房を借り、
29歳の時に独立した。
平成4(1992)年には、妻木平成町に、
「点窯」(てんよう)を築いた。
平成17(2005)年2月25日に、
美濃焼伝統工芸士の認定を受け、現在は、
美濃焼伝統工芸品協同組合の理事を務めている。
平成28(2016)年には、
「中部経済産業局長表彰」(美濃焼)を受賞した。


会場には、日常使いの器を中心に、
約80点を展示・販売。
小栗さんの長女が、
うさぎ年だったことから描き始めたという、
ウサギの染め付け作品をはじめ、
十二支がセットになっている「香合」や、
来年の干支(えと)丑(うし)年を先取り、
牛(ウシ)の置物(飾り物)などが並ぶ。


小栗正男さんは、
「食卓は、家族がだんらんする場所。
器を通して、和やかな雰囲気になってもらおうと、
『えがおの食卓』をテーマに展示を続けてきたが、
今年は少しでも世の中を明るくしようと、
『えがおいっぱいの食卓』に改め、
燭台(しょくだい)も並べた。
今後も、自分の作風・世界観を大切にしながら、
多様化する消費者ニーズを探っていきたい。
美濃焼業界が現状を打破するには、
陶芸に興味がある若者たちを、
美濃焼伝統工芸士にするなど、育成が大事。
また、将来のビジョンを示し、
ネットを活用するなど、
新たな販路開拓も必要」と語った。


土岐市下石町900─1/
開館時間は午前10時から午後4時まで/
休館日は月曜日。
ただし、21日(敬老の日)は開館/
TEL0572─57─3528/
