2020年10月28日 (11:25)
土岐市消防本部がアドマテックスで訓練【高圧ガス保安週間】
土岐市消防本部は、
「高圧ガス保安活動促進週間」に伴う火災訓練を、
株式会社アドマテックスの土岐事業所
(土岐市泉町久尻)で行った。






高圧ガス保安活動促進週間は、
経済産業省が実施するもので、
本年度、令和2(2020)年度の期間は、
10月23日(金曜日)から10月29日(木曜日)まで。
土岐市消防本部では、平成27(2015)年に、
平成24(2012)年以来3年ぶりとなる、
同促進週間に合わせた消防訓練を、
土岐市内にある、別の高圧ガス施設で実施。
以後毎年、この時期に行っており、
本年度は、株式会社アドマテックスの協力を得て、
災害対応の訓練を行った。






株式会社アドマテックス《本社=愛知県みよし市・
安部賛代表取締役社長(あべ・すすむ)》は、
半導体の材料などを製造。
土岐事業所は工業団地「土岐アクアシルヴァ」内にあり、
平成24(2012)年5月28日に、
竣工(しゅんこう)式を開いた。
土岐事業所には、
15トン分のLPガスを貯蔵できるタンクがあり、
社員9人による「特別消防隊」を組織。
年に1回以上、放水訓練を実施しているほか、
2~3カ月に1度、防火設備の点検や、
装備の確認なども行っている。






本日の訓練は、震度5強の地震による出火を想定。
アドマテックスの社員は、119番通報をしたり、
引火しないようにタンクを冷却するため、
スプリンクラーを作動させたりした。
特別消防隊の社員は、防火服を着込むと、
屋外の消火栓からホースを延長。
消防士に引き継ぐまでの間、タンクへの放水を続けた。






土岐市消防本部からは、
指揮車・タンク車・水槽車・化学車の計4台、
消防職員17人が出動。
現場指揮本部を設営すると、アドマテックスの社員から、
状況を聞きながら、消火活動を展開した。



株式会社アドマテックスの田中浩之取締役
(安全・BCP推進室室長)は、
「土岐市消防本部さんとの合同訓練により、
幣社特別消防隊の日ごろの訓練の成果を、
確認することができた。
また、土岐市消防本部の皆さんのキビキビとした動きは、
守られているという安心感があり、見習いたい。
アドマテックスでは、今年の7月1日に、
『安全・BCP推進室』を立ち上げ、
巨大地震を想定した対策のほか、
工場で絶対に爆発火災を起こさないように、
リスクの見直しや設備の改善などに取り組んでいる。
万一、災害が発生しても、被害を最小限にとどめるため、
土岐市消防本部さんの指導を仰ぎながら、
今後も防災対応を図っていきたい」と述べた。



土岐市北消防署の水野智文署長は、
「万一、大地震が発生した場合、本日のように、
数多くの消防隊が、駆け付けられるとは限らない。
そのため、アドマテックスさんの
特別消防隊の活動が、非常に重要になると思う。
今後も、災害対応訓練に取り組んでいただき、
有事の際は、自分たちで対応できる体制づくりに、
努めてほしい」と講評した。
「高圧ガス保安活動促進週間」に伴う火災訓練を、
株式会社アドマテックスの土岐事業所
(土岐市泉町久尻)で行った。






高圧ガス保安活動促進週間は、
経済産業省が実施するもので、
本年度、令和2(2020)年度の期間は、
10月23日(金曜日)から10月29日(木曜日)まで。
土岐市消防本部では、平成27(2015)年に、
平成24(2012)年以来3年ぶりとなる、
同促進週間に合わせた消防訓練を、
土岐市内にある、別の高圧ガス施設で実施。
以後毎年、この時期に行っており、
本年度は、株式会社アドマテックスの協力を得て、
災害対応の訓練を行った。






株式会社アドマテックス《本社=愛知県みよし市・
安部賛代表取締役社長(あべ・すすむ)》は、
半導体の材料などを製造。
土岐事業所は工業団地「土岐アクアシルヴァ」内にあり、
平成24(2012)年5月28日に、
竣工(しゅんこう)式を開いた。
土岐事業所には、
15トン分のLPガスを貯蔵できるタンクがあり、
社員9人による「特別消防隊」を組織。
年に1回以上、放水訓練を実施しているほか、
2~3カ月に1度、防火設備の点検や、
装備の確認なども行っている。






本日の訓練は、震度5強の地震による出火を想定。
アドマテックスの社員は、119番通報をしたり、
引火しないようにタンクを冷却するため、
スプリンクラーを作動させたりした。
特別消防隊の社員は、防火服を着込むと、
屋外の消火栓からホースを延長。
消防士に引き継ぐまでの間、タンクへの放水を続けた。






土岐市消防本部からは、
指揮車・タンク車・水槽車・化学車の計4台、
消防職員17人が出動。
現場指揮本部を設営すると、アドマテックスの社員から、
状況を聞きながら、消火活動を展開した。



株式会社アドマテックスの田中浩之取締役
(安全・BCP推進室室長)は、
「土岐市消防本部さんとの合同訓練により、
幣社特別消防隊の日ごろの訓練の成果を、
確認することができた。
また、土岐市消防本部の皆さんのキビキビとした動きは、
守られているという安心感があり、見習いたい。
アドマテックスでは、今年の7月1日に、
『安全・BCP推進室』を立ち上げ、
巨大地震を想定した対策のほか、
工場で絶対に爆発火災を起こさないように、
リスクの見直しや設備の改善などに取り組んでいる。
万一、災害が発生しても、被害を最小限にとどめるため、
土岐市消防本部さんの指導を仰ぎながら、
今後も防災対応を図っていきたい」と述べた。



土岐市北消防署の水野智文署長は、
「万一、大地震が発生した場合、本日のように、
数多くの消防隊が、駆け付けられるとは限らない。
そのため、アドマテックスさんの
特別消防隊の活動が、非常に重要になると思う。
今後も、災害対応訓練に取り組んでいただき、
有事の際は、自分たちで対応できる体制づくりに、
努めてほしい」と講評した。
