2020年11月18日 (16:02)
鶴里生産森林組合が林野庁長官賞に輝く【R2全国林業経営推奨行事】
土岐市鶴里町の鶴里生産森林組合
(佐分利衛組合長・まもる・衛は異体字)が、
公益社団法人大日本山林会による、
第59回・全国林業経営推奨行事において、
「林野庁長官賞」に輝いた。
佐分利衛組合長が土岐市役所を訪れ、
加藤淳司市長に受賞を報告した。


鶴里生産森林組合は、昭和34(1959)年に設立。
現在の経営森林面積は、990ヘクタール
(所有640ha+経営受託350ha)。
すべて土岐市有地だが、地上権を得て、
森林経営を行っている。
組合員は256人で、全員、鶴里町民。


昨年度、平成31/令和元(2019)年度は、
優良な林業経営を行っていることが評価され、
「岐阜県林業経営コンクール」を受賞している。
今回の林野庁長官賞は、岐阜県の推薦を受け、
審査・選考の結果、決まったもの。
本年度、令和2(2020)年度の
全国林業経営推奨行事のうち、
林野庁長官賞を受賞したのは、
鶴里生産森林組合を含め、
全国で16件(岐阜県からは2件)。


鶴里生産森林組合の佐分利衛組合長
(83歳・元土岐市議会議長)は、
「昔は、柱材として、東濃ヒノキが金になったため、
森林整備に励んだが、今は価格が下がってしまい、
整備に必要な持ち出しの方が、増えてしまった。
そこで、コナラの人工林を造成し、
シイタケの原木栽培に取り組んだり、
鰹節(かつお節)の燃料として、
薪(まき)を生産したりしている。
鰹節用の薪については、東日本大震災以降、
手に入らないと言われ、毎月15トン車1台分を、
スポーツ姉妹都市の静岡県焼津市に運んでいる。
また、中馬の森マレットゴルフ場を経営したり、
岐阜県から、緑の少年団として指定を受けている、
地元の濃南小学校の6年生に、
シイタケの栽培体験を行わせたりもしている。
今回の受賞は、地上権を付けていただいた、
先輩諸氏のおかげであり、感謝したい。
山は、人が入り、手入れをしないと、駄目になる。
鶴里町にできる発電所で、木片を使ってもらうなど、
山が荒れないように、活用方法を考えたい」と語った。
(佐分利衛組合長・まもる・衛は異体字)が、
公益社団法人大日本山林会による、
第59回・全国林業経営推奨行事において、
「林野庁長官賞」に輝いた。
佐分利衛組合長が土岐市役所を訪れ、
加藤淳司市長に受賞を報告した。


鶴里生産森林組合は、昭和34(1959)年に設立。
現在の経営森林面積は、990ヘクタール
(所有640ha+経営受託350ha)。
すべて土岐市有地だが、地上権を得て、
森林経営を行っている。
組合員は256人で、全員、鶴里町民。


昨年度、平成31/令和元(2019)年度は、
優良な林業経営を行っていることが評価され、
「岐阜県林業経営コンクール」を受賞している。
今回の林野庁長官賞は、岐阜県の推薦を受け、
審査・選考の結果、決まったもの。
本年度、令和2(2020)年度の
全国林業経営推奨行事のうち、
林野庁長官賞を受賞したのは、
鶴里生産森林組合を含め、
全国で16件(岐阜県からは2件)。


鶴里生産森林組合の佐分利衛組合長
(83歳・元土岐市議会議長)は、
「昔は、柱材として、東濃ヒノキが金になったため、
森林整備に励んだが、今は価格が下がってしまい、
整備に必要な持ち出しの方が、増えてしまった。
そこで、コナラの人工林を造成し、
シイタケの原木栽培に取り組んだり、
鰹節(かつお節)の燃料として、
薪(まき)を生産したりしている。
鰹節用の薪については、東日本大震災以降、
手に入らないと言われ、毎月15トン車1台分を、
スポーツ姉妹都市の静岡県焼津市に運んでいる。
また、中馬の森マレットゴルフ場を経営したり、
岐阜県から、緑の少年団として指定を受けている、
地元の濃南小学校の6年生に、
シイタケの栽培体験を行わせたりもしている。
今回の受賞は、地上権を付けていただいた、
先輩諸氏のおかげであり、感謝したい。
山は、人が入り、手入れをしないと、駄目になる。
鶴里町にできる発電所で、木片を使ってもらうなど、
山が荒れないように、活用方法を考えたい」と語った。
