東濃ニュース　土岐市・瑞浪市版

工業用フィルムの加工などを手掛ける、
東山フイルム株式会社（ひがしやま、イは大文字、
本社・名古屋市中村区、西岡洋一代表取締役社長）は、
新型コロナウイルス感染症対策として、
フェイスシールド「シャルマン シールド」
１０００枚（Ｌサイズ）を、瑞浪市に寄贈した。

フェイスシールドの贈呈式が、瑞浪市役所で開かれ、
東山フイルム株式会社製造部の中島啓雅部長
（瑞浪工場工場長・なかしまひろまさ）が、
水野光二市長に手渡した。
瑞浪市は、もらったフェイスシールドを、
瑞浪市立の小・中学校で活用する。
贈呈式には、山田幸男教育長も同席し、お礼を述べた。

東山フイルム株式会社は昭和２４（１９４９）年に設立。
平成１９（２００７）年には、瑞浪市山田町の工業団地
「瑞浪クリエイション・パーク」に、
瑞浪工場を完成させ、操業している。

寄贈したフェイスシールド
（フェースシールド・フェイスガード）
「シャルマン シールド」は、メガネフレームのメーカー、
株式会社シャルマン（本社・福井県鯖江市）が、
製造・販売している商品（日本製）。
東山フイルム株式会社では、このシールドのフィルム
「ポリエチレンテレフタレート」（ＰＥＴ）を切り出し、
材料として、株式会社シャルマンに供給している。
商品の特長として、
①メガネの上からでも着用できる。
②やさしくフィットし、長時間装着しても疲れにくい。
③フィルムの取り換えが可能（２枚入り）。
などが挙げられる。

東山フイルムの中島啓雅部長（工場長）は、
「瑞浪市に工場を建てたのは、
平成１９（２００７）年のため、１３年が経過した。
今後も瑞浪市とともに、事業を発展させたいと考えているが、
新型コロナウイルス感染症が、世界的に流行したため、
非常に苦しい状況に、弊社も陥った。
そんな中、幣社がフィルムを提供する業者さんが、
フェイスシールドの製造を始めた。
瑞浪市は、新型コロナウイルス感染症の患者が少ないため、
安定した事業活動ができている。
これは、水野光二市長をはじめ、皆さまのご尽力のおかげ。
あらためて感謝を申し上げるとともに、このシールドを、
新型コロナウイルス感染症対策に役立ててほしい」と述べた。