東濃ニュース　土岐市・瑞浪市版

「令和２（２０２０）年度・第４０回・
瑞浪市人権書道展」の表彰式が、
瑞浪市総合文化センター（土岐町）・
講堂（３階）で開かれた。


瑞浪市人権書道展は、
昭和５５（１９８０）年から開催。
瑞浪市と多治見人権擁護委員協議会瑞浪地区部会
（北原譲介部会長・譲は異体字「讓」）が主催した。
本年度は、
小学生の部（一部）には６６６点
（昨年度は８００点）が、
中学生の部（二部）には５２８点
（昨年度は４９３点）が、
一般の部《高校生を含む》（三部）には、
５４５点（昨年度は５９９点）の応募があり、
総数は１７３９点
（昨年度の総数は１８９２点）だった。


表彰式には、水野光二市長をはじめ、
岐阜地方法務局多治見支局の木下高士支局長や、
多治見人権擁護委員協議会の加藤泰幸会長らが出席。
木下高士支局長は、
「本年度の人権啓発キャッチコピーは、
『「誰か」のこと　じゃない。』。
分かりにくいと思われるかも知れないが、
例えば、いじめられている人を見て、
自分はいじめられていないから大丈夫だ、
また、電車やバスで、
つらそうに立っているお年寄りを見て、
自分は座っているから関係ないなどと、
思わないでほしいということ。
いじめられているのが自分だったら、
立っているのが自分だったらと、考えてほしい。
いま、自分の目で見ているのは、
あくまでも『誰か』かもしれないが、
それを自分に置き換えた時にどうなのか。
人を思いやる気持ちが、一番大事」と述べた。

なお、入賞作品は、１２月４日（金曜日）から、
１２月１７日（木曜日）まで、
瑞浪市総合文化センターのエントランスホール
（２階）で展示している（月曜日は休館）。

上位の受賞者は次の皆さん。
◆市長賞・金賞
【一部】
◎加藤夢結（瑞浪小学校５年生・かとうゆゆ）

【二部】
◎棚橋茉央（瑞浪中学校３年生・たなはしまお）

【三部】
◎池戸彩華（土岐商業高等学校３年生・いけどあやか）

◆岐阜地方法務局長賞
【一部】
◎祇園愛香（明世小学校６年生・祇は異体字・ぎおんあいか）

◎藤元康介（釜戸小学校６年生・ふじもとこうすけ）

【二部】
◎小栗ゆう（瑞浪北中学校３年生・おぐりゆう）

◎纐纈藍那（瑞浪南中学校３年生・こうけつらんな）

【三部】
◎井坂文音（中京高等学校３年生・いざかあやね）

◎成田正治（一般・欠席）

【作品の画像＝瑞浪市提供】