2020年12月06日 (19:36)
田中啓介さんが肥田瀧が洞石仏保存会の活動を映像化【守人として描く】
肥田瀧が洞石仏保存会(柴田和人代表)は、
土岐市肥田町の上肥田クラブで、上映会を開催。
アマチュア映像作家の田中啓介さん
(肥田町肥田・70歳・けいすけ)が制作した、
ドキュメンタリー映像作品「渓谷の石仏と守人」
(けいこくのせきぶつともりびと)を流した。



肥田瀧が洞石仏保存会は、肥田町民を中心に、
土岐市土岐ケ丘と愛知県名古屋市の住民を加えた、
60歳代から70歳代まで、男性10人で組織。
平成29(2017)年6月から、
土岐市肥田町の「瀧が洞」(滝が洞・滝ヶ洞・
たきがほら)の整備を開始した。
毎月第2・第4日曜日の午前中に集まり、
倒木の片付けや案内看板の設置など、
ボランティア活動に励んでいる。



瀧が洞は、稚児岩大橋(肥田町)の眼下、
肥田川を挟んだ渓谷にあり、
土岐八景の1つに数えられる景勝地。
江戸時代の明和7(1770)年に造立された、
磨崖仏《まがいぶつ・
役行者像(えんのぎょうじゃぞう)》や、
大正時代初期の大正4(1915)年に作られた、
弘法大師の座像(石仏群・瀧が洞の八十八弘法)、
三十三所観音(年代不明)などが祭られている。



映像制作歴約40年の田中啓介さんは、
アマチュア映像作家のグループ
「東濃ビデオアイ」に所属。
過去、磨崖仏を、実際に見たことはあったが、
今年の4月に、肥田瀧が洞石仏保存会が、
新型コロナウイルス感染症の早期終息を願い、
石仏用の「願掛けマスク」を献納したという、
新聞記事を読み、同会の存在を知った。



翌5月から、撮影を開始。
柴田和人代表はもとより、
石仏を造立した人の子孫や、
瀧が洞の散策を楽しんでいる人にも、
インタビューを行い、収録した。
12分25秒にまとめた作品を、DVDに焼き、
肥田瀧が洞石仏保存会に贈った。



田中啓介さんは、
「当初は、瀧が洞の石仏群をテーマに、
カメラを回し始めたが、
肥田瀧が洞石仏保存会の協力を得るうちに、
会の活動にも、注目すべきだと気付いた。
そこで、会のメンバーを『守人』とし、
主役としたところ、作品の内容が良くなった。
撮影日数は延べ15日間、
カット数は500ショットにも及んだ。
100回以上、編集をし直すなど、
いつも以上に、丁寧に仕上げた。
この作品を、来秋、岐阜県で行われる、
視聴覚作品コンクールに出品したい」と述べた。



肥田瀧が洞石仏保存会の柴田和人代表
(肥田町上肥田・72歳・かずひと)は、
「本来なら、磨崖仏の造立250年を、
盛大に祝う予定だったが、
新型コロナウイルス感染症の影響を踏まえ、
やむなく中止にした。
そんな折、田中啓介さんが、
素晴らしい映像を制作してくださり、
250年の節目に、花を添えていただいた。
また、守人として、描いていただいたことも、
保存会が活動していく上で、励みになった。
きっと磨崖仏も、この映像作品の完成を、
喜んでいると思う」と述べた。



土岐市肥田町の上肥田クラブで、上映会を開催。
アマチュア映像作家の田中啓介さん
(肥田町肥田・70歳・けいすけ)が制作した、
ドキュメンタリー映像作品「渓谷の石仏と守人」
(けいこくのせきぶつともりびと)を流した。



肥田瀧が洞石仏保存会は、肥田町民を中心に、
土岐市土岐ケ丘と愛知県名古屋市の住民を加えた、
60歳代から70歳代まで、男性10人で組織。
平成29(2017)年6月から、
土岐市肥田町の「瀧が洞」(滝が洞・滝ヶ洞・
たきがほら)の整備を開始した。
毎月第2・第4日曜日の午前中に集まり、
倒木の片付けや案内看板の設置など、
ボランティア活動に励んでいる。



瀧が洞は、稚児岩大橋(肥田町)の眼下、
肥田川を挟んだ渓谷にあり、
土岐八景の1つに数えられる景勝地。
江戸時代の明和7(1770)年に造立された、
磨崖仏《まがいぶつ・
役行者像(えんのぎょうじゃぞう)》や、
大正時代初期の大正4(1915)年に作られた、
弘法大師の座像(石仏群・瀧が洞の八十八弘法)、
三十三所観音(年代不明)などが祭られている。



映像制作歴約40年の田中啓介さんは、
アマチュア映像作家のグループ
「東濃ビデオアイ」に所属。
過去、磨崖仏を、実際に見たことはあったが、
今年の4月に、肥田瀧が洞石仏保存会が、
新型コロナウイルス感染症の早期終息を願い、
石仏用の「願掛けマスク」を献納したという、
新聞記事を読み、同会の存在を知った。



翌5月から、撮影を開始。
柴田和人代表はもとより、
石仏を造立した人の子孫や、
瀧が洞の散策を楽しんでいる人にも、
インタビューを行い、収録した。
12分25秒にまとめた作品を、DVDに焼き、
肥田瀧が洞石仏保存会に贈った。



田中啓介さんは、
「当初は、瀧が洞の石仏群をテーマに、
カメラを回し始めたが、
肥田瀧が洞石仏保存会の協力を得るうちに、
会の活動にも、注目すべきだと気付いた。
そこで、会のメンバーを『守人』とし、
主役としたところ、作品の内容が良くなった。
撮影日数は延べ15日間、
カット数は500ショットにも及んだ。
100回以上、編集をし直すなど、
いつも以上に、丁寧に仕上げた。
この作品を、来秋、岐阜県で行われる、
視聴覚作品コンクールに出品したい」と述べた。



肥田瀧が洞石仏保存会の柴田和人代表
(肥田町上肥田・72歳・かずひと)は、
「本来なら、磨崖仏の造立250年を、
盛大に祝う予定だったが、
新型コロナウイルス感染症の影響を踏まえ、
やむなく中止にした。
そんな折、田中啓介さんが、
素晴らしい映像を制作してくださり、
250年の節目に、花を添えていただいた。
また、守人として、描いていただいたことも、
保存会が活動していく上で、励みになった。
きっと磨崖仏も、この映像作品の完成を、
喜んでいると思う」と述べた。



