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2020年12月07日 (14:10)

瑞浪市廃棄物減量等推進審議会が市長に答申【ごみ袋などの値上げへ】

瑞浪市は、令和2(2020)年2月13日付で、
瑞浪市廃棄物減量等推進審議会」(田中定会長)に対し、
①一般廃棄物の収集・運搬・処理に係る手数料ならびに、
産業廃棄物の処理費用の見直し。
②市が処理を行う産業廃棄物の種類および区分の見直し。
について、諮問した。
本日、田中定会長(日吉町・73歳・さだむ)が、
瑞浪市役所を訪れ、水野光二市長に答申書を手渡した。
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答申書では、
①手数料は、平成19(2007)年1月の改定以降、
13年間、据え置かれており、その間、
消費税が5パーセントから8パーセントに、
さらに令和元(2019)年10月には、
10パーセントに改正されたことに伴う経費の増大が、
認められること。
②手数料の改定以降、令和元(2019)年までに、
人口が10パーセント以上減少したことから、
ごみの排出量は微減傾向にあるが、
固定費(委託料など)は増加傾向にあるため、
行政負担の増大が認められる。
③不燃ごみについては、
産業廃棄物の排出量が年々増大しており、
平成30(2018)年度においては、
総埋立量(スラグ・飛灰を除く)に対し、
約60パーセントが産業廃棄物となっているため、
その排出抑制が必要。
④ごみ排出者の負担率は、
一般廃棄物処理に要する経費の
22パーセント程度となっており、4分の3以上を、
一般財源に頼っている現状をかんがみると、
排出者責任を明確化し、ごみの排出量に基づいた、
市民負担の公平性を求める必要がある。
以上の理由により、
手数料の見直し(増額)を行うべきと結論づけ、
排出者の負担割合を示すとともに、
ごみ袋については「中袋」の新設を求めた。
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また、し尿についても触れ、
瑞浪市は浄化槽汚泥の処理費用を徴収しているが、
岐阜県内の多くの自治体は、徴収していないため、
これに倣い、徴収を廃止するように促した。
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瑞浪市は当初、今年の7月に答申をもらい、
ごみ処理手数料を改定。
来年、令和3(2021)年4月から、
ごみ袋などの値上げを予定していた。
しかし、審議会が開催できない状況が続き、
本日まで、答申が引き延ばされていた。
今回、瑞浪市廃棄物減量等推進審議会が、
見直し(値上げ・増額)を答申したため、
瑞浪市は今後、条例改正に向けて動き出す。
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