2021年03月05日 (17:23)
土岐市が新型コロナワクチンの接種訓練【容体急変者への対応も】
土岐市は「新型コロナウイルスワクチン接種訓練」を、
セラトピア土岐(土岐市土岐津町高山)で実施。
土岐市老人クラブ連合会の高齢者16人と、
土岐市職員20人を、被接種者に見立てて、
会場の運用方法や人員体制などを確認した。












新型コロナウイルス感染症に対する、
ワクチン接種については、
個別接種(掛かり付け医など)と集団接種があり、
土岐市は併用する予定。
集団接種については、高齢者を先行させ、
会場はセラトピア土岐を含め、
土岐市内3カ所(最大)を予定している。
現在、新型コロナワクチンを保管するための
超低温冷凍庫(ディープフリーザー)は、
国から土岐市に、1台配置された。
土岐市に届くワクチンの量や時期については、
岐阜県が調整しており、未定とのこと。












会場には、本番と同様、机やイスを並べ、
予診の区間には医師1人と看護師1人を、
接種の区画には看護師1人を配置した。
接種後、容体が急変した役を、市職員が演じ、
医師の指示の下、119番通報をするなど、
緊急事態への対応も確認した。












訓練終了後の検討会では、
参加した医師や看護師から、
①受付前の検温でさえ、高齢者には難しく、
計測が終わっているのに、
機器の前に立ちっぱなしの人がいた。
医療関係の専門職でなくても構わないので、
誘導員を増やすべき。
②接種をするための肩が、しっかりまくれていない。
軽装になるためのスペースが必要。
高齢者はバッグから、予診票を取り出すだけでも大変。
荷物の管理スペースを設け、最低限必要な物だけを、
手に持たせるべき。
③高齢者は下を向いて歩くので、張り紙よりも、
テープで誘導ラインを引いた方が良い。
④接種が可能かどうかについて、事前に、
掛かり付け医の確認が取れていれば、
予診を担当する医師も、答えは同じ。
主治医に事前確認をする必要性を周知すべき。
⑤予診よりも、接種に時間が掛かっており、
接種をする看護師にも、サポート役を付けるべき。
⑥緊急事態が発生した場合は、符丁で構わないので、
大声で伝えるべき。
容体急変者を、接種後の待機スペースから、
治療スペースに運び出すよりも先に、
まずは医師と看護師を患者の元に呼ぶべき。
⑦いざ接種の段階で、迷い出す人も出て来るだろう。
被接種者と医師が問答している時間がもったいない。
予診から接種への流れが滞らないようにするため、
補助者と別室を用意し、移動させるべき。
⑧被接種者の容体が急変した場合、
その人の予診票を持ってきてほしい。
また、AED(自動体外式除細動器)の
配置場所の確認や、緊急事態が発生した場合の
役割分担(救急車の同乗者など)を明確にすべき。
といった、忌憚(きたん)のない意見が出た。









セラトピア土岐(土岐市土岐津町高山)で実施。
土岐市老人クラブ連合会の高齢者16人と、
土岐市職員20人を、被接種者に見立てて、
会場の運用方法や人員体制などを確認した。












新型コロナウイルス感染症に対する、
ワクチン接種については、
個別接種(掛かり付け医など)と集団接種があり、
土岐市は併用する予定。
集団接種については、高齢者を先行させ、
会場はセラトピア土岐を含め、
土岐市内3カ所(最大)を予定している。
現在、新型コロナワクチンを保管するための
超低温冷凍庫(ディープフリーザー)は、
国から土岐市に、1台配置された。
土岐市に届くワクチンの量や時期については、
岐阜県が調整しており、未定とのこと。












会場には、本番と同様、机やイスを並べ、
予診の区間には医師1人と看護師1人を、
接種の区画には看護師1人を配置した。
接種後、容体が急変した役を、市職員が演じ、
医師の指示の下、119番通報をするなど、
緊急事態への対応も確認した。












訓練終了後の検討会では、
参加した医師や看護師から、
①受付前の検温でさえ、高齢者には難しく、
計測が終わっているのに、
機器の前に立ちっぱなしの人がいた。
医療関係の専門職でなくても構わないので、
誘導員を増やすべき。
②接種をするための肩が、しっかりまくれていない。
軽装になるためのスペースが必要。
高齢者はバッグから、予診票を取り出すだけでも大変。
荷物の管理スペースを設け、最低限必要な物だけを、
手に持たせるべき。
③高齢者は下を向いて歩くので、張り紙よりも、
テープで誘導ラインを引いた方が良い。
④接種が可能かどうかについて、事前に、
掛かり付け医の確認が取れていれば、
予診を担当する医師も、答えは同じ。
主治医に事前確認をする必要性を周知すべき。
⑤予診よりも、接種に時間が掛かっており、
接種をする看護師にも、サポート役を付けるべき。
⑥緊急事態が発生した場合は、符丁で構わないので、
大声で伝えるべき。
容体急変者を、接種後の待機スペースから、
治療スペースに運び出すよりも先に、
まずは医師と看護師を患者の元に呼ぶべき。
⑦いざ接種の段階で、迷い出す人も出て来るだろう。
被接種者と医師が問答している時間がもったいない。
予診から接種への流れが滞らないようにするため、
補助者と別室を用意し、移動させるべき。
⑧被接種者の容体が急変した場合、
その人の予診票を持ってきてほしい。
また、AED(自動体外式除細動器)の
配置場所の確認や、緊急事態が発生した場合の
役割分担(救急車の同乗者など)を明確にすべき。
といった、忌憚(きたん)のない意見が出た。









