2021年03月23日 (21:32)
大湫神明神社の大杉は樹齢670年【推定の半分程度と判明】
樹齢推定1300年といわれていた、
大湫神明神社の大杉について、
調査の結果、正確な樹齢が、
670年だったことが、分かった。
実際の樹齢は、
推定の半分程度しかなかったが、それでも、
正平6/観応2(1351)年の南北朝時代から、
現在の瑞浪市大湫町で、生育していたことになる。




地元住民らでつくる「神明大杉再生検討会議」
(足立亘《わたる》議長)が記者会見を開催。
同会議の地学官連携部会の部会長を務める、
名古屋大学大学院の高野雅夫教授が、
調査結果を発表した。




大湫神明神社は、江戸時代の
慶長13(1608)年に創建されたという。
境内には、幹回り約11メートル・
樹高約40メートルの杉の木が立ち、
御神木として、祭られていた。
しかし、「令和2年7月豪雨」により、
同年7月11日(土曜日)の夜、倒壊した。






年代調査は、
箱﨑真隆さんら国立歴史民俗博物館、
國分陽子さんら東濃地科学センター、
中塚武さんら名古屋大学大学院の
3つの研究機関の研究者が、共同で実施。
「年輪年代法」と「炭素14年代法」の
異なる2つの手法で、結果を導いた。









今後、神明大杉再生検討会議では、
大杉の根の部分を、大湫神明神社の境内で、
保存・展示するとともに、破損した境内を、
修復する工事も行う。
令和3(2021)年度の実施を予定しており、
事業者を募集し、プロポーザル方式で決める。
また、大杉の素材のうち、
使途が決まっていない木材について、
活用方法も募集する。


さらに、本日から、
神明大杉再生検討会議が認めた4つ目の研究
「宇宙線を用いた神明大杉の内部構造調査」が、
始まった。
研究者は、名古屋大学未来材料システム研究所の
西尾晃機関研究員(29歳・あきら)。
神明大杉の内部構造を調べるため、
原子核乾板(1枚12・5センチ×10センチ。
面積としては2枚分)を、アルミ板で挟み、
主幹部に1セット、根元に2セット、設置した。
宇宙線(素粒子ミューオン)の方向と数を測定し、
大杉の内部を、非破壊でイメージングする。



大湫神明神社の大杉について、
調査の結果、正確な樹齢が、
670年だったことが、分かった。
実際の樹齢は、
推定の半分程度しかなかったが、それでも、
正平6/観応2(1351)年の南北朝時代から、
現在の瑞浪市大湫町で、生育していたことになる。




地元住民らでつくる「神明大杉再生検討会議」
(足立亘《わたる》議長)が記者会見を開催。
同会議の地学官連携部会の部会長を務める、
名古屋大学大学院の高野雅夫教授が、
調査結果を発表した。




大湫神明神社は、江戸時代の
慶長13(1608)年に創建されたという。
境内には、幹回り約11メートル・
樹高約40メートルの杉の木が立ち、
御神木として、祭られていた。
しかし、「令和2年7月豪雨」により、
同年7月11日(土曜日)の夜、倒壊した。






年代調査は、
箱﨑真隆さんら国立歴史民俗博物館、
國分陽子さんら東濃地科学センター、
中塚武さんら名古屋大学大学院の
3つの研究機関の研究者が、共同で実施。
「年輪年代法」と「炭素14年代法」の
異なる2つの手法で、結果を導いた。









今後、神明大杉再生検討会議では、
大杉の根の部分を、大湫神明神社の境内で、
保存・展示するとともに、破損した境内を、
修復する工事も行う。
令和3(2021)年度の実施を予定しており、
事業者を募集し、プロポーザル方式で決める。
また、大杉の素材のうち、
使途が決まっていない木材について、
活用方法も募集する。


さらに、本日から、
神明大杉再生検討会議が認めた4つ目の研究
「宇宙線を用いた神明大杉の内部構造調査」が、
始まった。
研究者は、名古屋大学未来材料システム研究所の
西尾晃機関研究員(29歳・あきら)。
神明大杉の内部構造を調べるため、
原子核乾板(1枚12・5センチ×10センチ。
面積としては2枚分)を、アルミ板で挟み、
主幹部に1セット、根元に2セット、設置した。
宇宙線(素粒子ミューオン)の方向と数を測定し、
大杉の内部を、非破壊でイメージングする。



