2021年04月06日 (13:54)

台風で大破した明治時代の鯱を復元【彫刻家の天野裕夫さんが修復】

伊勢湾台風で大破した、
大草瓦による鯱(しゃちほこ)を、
瑞浪市大湫町の彫刻家、天野裕夫さん
(多摩美術大学客員教授)が修復した。
「『柏屋』の鯱と瓦師水野小三郎」と題し、
本日、4月6日(火曜日)から、
瑞浪市陶磁資料館(明世町山野内)で、
展示している。
会期は8月29日(日曜日)まで。
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焼きものを地場産業とする瑞浪市において、
今展では、いぶし瓦「大草瓦」に着目。
大草瓦は、明治時代の初期に、大草村
(現・瑞浪市土岐町大草)で始まったもの。
大草村の庄屋格だった酒井家が、
明治7(1874)年に、瓦職人の名手だった、
水野小三郎(1833─1891)を、
愛知県知多郡から、招いたことが端緒とされる。
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その後、大草瓦は、東濃一円を席巻し、
明治40(1907)年ごろになると、
大草村に5戸、隣村の萩原村
(現・瑞浪市稲津町萩原)に3戸、
瓦工場があったという。
水野家は、5代・130年にわたって、
大草瓦を作り続けたが、
平成16(2004)年ごろに閉窯した。
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展示品の鯱(鯱瓦)は、江戸時代から続く豪農で、
屋号を「柏屋」と称する、加納家
(瑞浪市土岐町一日市場)の屋根に飾られていた物。
建物は、明治29(1896)年に新築されたが、
鯱自体には「瓦屋小三郎」・「小三郎」といった、
刻銘・押印のみで、制作年月日は記されていない。
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瑞浪市陶磁資料館では、
「これまで、陶磁器産業の中でも、
瓦については、あまり取り上げてこなかった。
今回の鯱は、組み立て式ではなく、一体成形の傑作。
資料価値は高いが、修繕前は破断した状態で、
針金で縛ってあるだけだった。
鯱と言えば、名古屋城の金シャチが有名だが、
かつて『東濃一』と言われた大草瓦で、
これだけの作品が作られたことを、
知ってもらえば」と話している。
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問い合わせは、瑞浪市陶磁資料館
(TEL0572─67─2506)まで。
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